2018年07月12日

「徳必有隣」の書に想う❗



「徳必有隣」
(とくかならずしてとなりあり)と読みます。

徳の有る者は、良き協力者、良き理解者が必ずとして、隣にいるものだ…という意味合い。

振り返ると、自分にも周りに良き理解者がいたからこそ、心折れずにひたむきに頑張って前を向けるような気がします!


自分のことを慕ってくれる人を、どれだけ大切に愛することが出来るか!?

人を大好きになり愛することが出来るか!?

人生において、とっても大事なことのような気がします!!


自分の周りに良き理解者がいてくれる…
これは、人生において、とっても幸せなことだと
強く感じさせてくれる書であります。

                 
               九代目主人  


Posted by 九代目 at 22:13Comments(0)九代目語録

2018年06月30日

覚醒っ‼️「トマトのすきやき!」



いよいよ夏到来です!

うちみ旅館では、「仙台牛とトマトのすきやき」が献立に登場します。

とっても人気がある料理でありますが、まだまだ
味のクオリティーを上げてゆきたいと考えておりました。

とにかくこの料理は、良質トマトの入手が鍵をにぎっております!



フルーツトマトです。

栽培のときに出来る限り水分を与えないように管理しているそうです。
そうすると身に空洞がなく、身質がしっかりとして酸味と甘味が凝縮します。

今年から良質のトマトを入荷出来るようになりました。
仙台朝市場の老舗の今庄八百屋の取締役の高橋さんとの出逢いがあったからです。

私は、朝市に直接出向き野菜の話を数人の仲買人の
方としたところ、一番私の熱い思いに答えてくれたと感じました。

高橋さんのポリシーは、「その時期の旬の野菜が一番美味しいんだよ!私達は、季節を売っているようなものだから…」と。

直感的にビビっと来ました!

私も日本料理は、季節を食べるようなものだと
感じていますので…

この人に宿の野菜の仕入れを託したいと思いました。

宿の「トマトのすきやき!」は、高橋さんの良質のフルーツトマトのおかげで、格段にクオリティーが上がったと感じています。

高橋さんとの出逢いで、また強く再認識しました。

やっぱり己の努力だけでは、結局「一人強がり!」
なんです。
努力と共に人と共に生きるから、物事は向上するのだと!!
人と共に生きるからこそ、人生は素晴らしい!!

「共生」するから、希望の光が照らしてくれるような気がします。

覚醒したトマトすきやきを食べたお客さんの笑顔を見るのが、今から楽しみです!!!


                九代目主人

  


Posted by 九代目 at 09:52Comments(0)旬暦(夏)

2018年06月23日

石上栽花(せきじょうさいか)❗




書道を始めてから、心に余裕がある時に
自分の好きな禅語を書いています!



石の上で土がなく水が少ない厳しい環境の中でも花は、自分らしく咲くことが出来る。
たとえ人生のなかで苦労や困難が大きくても、ひたむきに努力して、自分らしい花をさかせることが出来たら…己の人生に信念を確立出来たのならば、その後の自らの人生は、ずーと春が来たようなものですという意味合いです。

厳しい人生の中で、泣いたり悩んだりするからこそ…それを乗り越える人生だからこそ、人生は、美しい!!

「石上栽花…」厳しい環境での人生だって乗り越えれば、ずーと春が続くようで、ずーと幸せを感じられると解釈してます。


「石上栽花…」
とっても希望の光が見えてくる
素敵な言葉に感じます!

厳しい環境の人生だって悪いことじゃない!
ひたむきに努力して乗り越えることが出来たら
ずーと春なんですから!!


                九代目主人  


Posted by 九代目 at 11:07Comments(0)九代目語録

2018年06月11日

良縁と子育ての神様「沢乙女神社」‼️



沢乙温泉では、沢水が流れる大庭エントランス建設と宿の湯守が代々お祀りする「沢乙女神社」(さわおとめじんじゃ)の構想を計画しております。



温泉に入る門からの広大な敷地に計画中!




沢乙女神社は、大和朝廷の時代!蝦夷との戦いで、多賀城に駐屯していた将軍に見初められたお姫様にあやかり、縁結び!良縁の神様としてお祀りたいと願います。沢乙温泉の前の沢で芹摘みなどしていた古のふるさとに実在した一人の女性の物語りです。

今の時代、なかなか良縁に恵まれずに結婚出来ない方も多いです。町の行政とタイアップして沢乙女の見守る中で良縁を願う食事会などの開催を熱望します!

古の平安に姫(沢乙女)は、坂上狩田麻呂公の息子(千熊丸)をお産みになりました。姫は、村人と一心に深い愛情を注いだために、人を大切に愛することが出来るご立派な人に子育てをられました!その子供(千熊丸)は、将来、京の都に旅立ち、民のために尽力なされたと伝わっております。
沢乙女の子供に対する深い愛情を後世にもお伝えする意味合いでも、子育ての神様としても「沢乙女神社」をお祀りしたいと強く願います。


町のお嫁さんも、立派な財産ですから!
沢山のお嫁さんを町に迎えれば、町の宝になる子供も沢山授かります!

町の子供達が、人を大切に愛することが出来る大人に育ってもらえるなら、それこそが町の明るい希望ある未来に繋がるような気がします!!

そんな意味でも故郷の行政にも共感してもらいたいと期待してます。

もしも、沢乙温泉での縁結びイベントあるならば
縁結びの沢乙女神社をみんなで参拝して、清らかな沢水が流れる雑木の大庭のエントランスと
玄関の楓の庭を通ってから宿に入り、良縁の食事会に向かい、イベントが進行するみたいな流れを夢をみてます!

会場では、湯守である主人の九代目が、沢乙女が誕生した古のロマンスの縁結びのお話や姫の愛情たっぷりの子育ての話をさせてもらい、交流会!食事会へと進行します!

縁結びや深い愛情を注ぎながらの子育ての話など古の人々の心に寄り添うことで、結婚や子育てを夢見る方の心が強く揺さぶられると想います!!





沢乙女神社と沢水が流れる大庭は、沢山の楽しい夢が膨らみます。

「熱い思いは、人の心を揺さぶります!」

古の沢乙女のお姫様が、良縁と子育てにお力添えをしてくれるような気がしてなりません…

自分のことは、2番に考えて…
相手のことを1番に考えることが出来たと
したら、沢乙温泉うちみ旅館もいつの日か、
訪れた人々に良縁と幸せをもたらす宿に
成長出来るかもしれません…

               

               九代目主人
  


2018年06月10日

進化する「たで酢」‼

宿では、初夏の時期に時しらずのひと塩や
沖スズキの塩焼きが登場します。

それらの夏の旬の焼き魚に欠かせないのが
「たで酢」です。


『時しらずひと塩焼 たで酢かけ』


「沖スズキの塩焼 たで酢かけ」

たで酢の味わいは、葉の辛味と爽やかな香りに目にも眩しい翠の色合いです。そこに酢の酸が入ることにより、魚とたで酢が合い舞った時に、とても魚の旨味を引き立ててくれます。

今回のたで酢の工夫は、たで酢にお粥を一緒に入れてよく擦り合わせることです!

沢のたで葉とお粥を擦って裏ごしかけて、直前で昆布だしと酢を混ぜ合わせた料理なんです!
久しぶりに納得いく料理のような気がしました!

海と里のコラボです。

川に自生している蓼(たで)栽培ものだと『あゆたで』
といいます。


蓼の葉の部分をすり鉢てよく擦り穀物酢を入れて伸ばしたものを日本料理では『たで酢』と言いアユの塩焼きをたで酢に付けて食べます!



このたで酢にお粥と昆布だしで辛味柔らかくしたものを時しらずに応用したものです。




もともと、たで酢は、シャバシャバなものです。

お粥を入れることで狙いは、
今回魚の上にかけて、魚に馴染むように…
たでの辛味を柔らかく仕上げるため…
辛い酸っぱいたで酢を魚の持ち味を生かすように優しい付けタレ掛けタレに仕上げたいのです。

お粥さんを擦り、とろみを付けて濃度を合わせるために昆布だしと穀物酢で調整したものです。
バターやコースターチでとろみを作った物とは違い、冷めても決して口当たりが重くならず、魚やソースやタレの持ち味が生きます。



たで酢の風味は、夏の川の香りや情景が、鼻腔から感じられるものです!!

新しい技術よりも先人が、長きに渡り温めてきた料理にヒントがあるような気がします。

たで酢もまた、夏に川魚の塩焼きに欠かせない伝統的な料理です。

やっぱり『温故知新!』ってことです。
古きを温めてこそ、新しきを知るってことなんだと実感しております。


料理道にも「守破離」の修行の精神は、とても大切なことだと感じるようになりました。

日本料理の型(基礎基本)を、しっかりと「守り」、鍛練する。

次に型を「破壊」しながらひたむきに再構築する。

最後が教わった技術から、「離れる」ことやがんじがらめの「こだわりをも捨てる心」を持つことが、とても大切で、新しきを知る極意のような心得だと思います。


決して諦めないひたむきな努力や先人達の熱い思いが、揺るぎない日本料理の文化、伝統として確立されてゆき、脈々と生き残って来たと確信しております。


「進化するたで酢!」
沢に囲まれた沢乙温泉の情景にスゴく似合っている料理ではないかと想います!
こんな料理を大切に温めてゆきたいです。

                
               九代目主人

  


Posted by 九代目 at 07:11Comments(0)旬暦(夏)

2018年06月09日

素晴らしき人との出逢い‼



宿では、6月にトキシラズが焼き物に登場します。

今年から、函館世界料理学会で出逢ったマルヒサ川村水産の川村淳也さんから、極上のトキシラズを送ってもらうことになりました。




北海道日高沖産トキシラズ‼️



川村さん曰く、北海道の中でも日高沖で揚がったトキシラズが間違いなく、脂があり極上のものだということを教わりました。



脂が上身の三分のニ以上あって、今ままで見たことのないぐらいの良質の身に出会えて感動しました。

きっと、この素晴らしいトキシラズは、お客様に喜んで頂けると確信してます!

良質のトキシラズにも、感動してますが…

今回のトキシラズを納めてもらうにあたり、一番感銘いたしたのは、仲買人川村さんの魚に対する熱い思いでした。

私が旬の鮮魚の中でも、とくに本鱒と時しらずをこよなく愛し想いを抱いていることをお伝えしました。川村さんには、その熱い思いを汲み取ってもらえたと実感出来たからです!

川村さんは、「お客さんの求める魚のクオリティーになんとかして、お答えしたい!」「お客さんに、道南の美味しい旬の魚の美味しさを知ってもらいたい!」という強い信念を抱いていること。
また相手の心に寄り添う心意気や思いやりに感銘いたしました!

今回の素晴らしい人間性の仲買人との出逢いが、
私に更なるパワーアップをもたらしてくれると思います。



「日高沖トキシラズ たで酢かけ」


今回の川村さんとのご縁に心から感謝致します。



九代目の信念

「熱い思いは、必ずや人の心を揺さぶることが出来る!」

「ひたむきに努力した物に、ご褒美のように素晴らしい人との出逢いがある!」

私の信念に、自信が持てた素敵な出逢いでした!


                九代目主人

  


Posted by 九代目 at 08:57Comments(0)一期一会

2018年06月08日

大紫露草!

宿の生け花です。




露草は、花がほとんど青色なんですが、
今回は、畑に植えてある園芸種の大紫露草です。



花びらが大きくて、カキツバタを小さくしたような高貴で可愛いい感じが大好きです。

私は、日本画の中でも国宝 尾形光琳『燕子(カキツバタ)屏風図』が、大好きです!!

東京での茶懐石の講習会の帰りには、根津美術館で「カキツバタ屏風図」を拝見に伺います。


紫の高貴な花の風合いと葉の翠のコントラストが
大好きです。色合いが似ている大紫露草にも心が奪われる想いです。

そして、びっくりすることが、露草なので
夕方五時ぐらいになると花びらがしぼんでしまいます。
次の日の朝、太陽が昇ると花びらが開きます。
不思議なことに、お家の中で生け花にしても朝方に花がひらいて夕方花びらが閉じます。



植物の不思議な体内時計の凄さを感じます。


生け花の心得
『花は野に有るように!』

野に有るように一種類で生けてあります。


素朴で自然な感じが、素敵なだぁと想います。


               九代目主人  


Posted by 九代目 at 06:59Comments(0)宿のいけ花

2018年06月07日

水田の鷺(さぎ)!



宿周辺の水田は、明神沢、女ヶ沢、青麻沢からなる三つの沢水が流れ込む清らかな水田です。

とても清らかな水で稲が育っています!

水が栄養素が豊富なミネラルたっぷりの清らかなお水で米が育つからこそ、美味しいお米が育ちます。


良く観ると田んぼのなかに綺麗な鷺が餌を食べているようです。

写真おさめることは、出来なかったのですが
鷺が羽を広げて飛び立つ姿は、なんだか幻想的で、とても優美な感じがしました。
毛並みが遠くからでもツヤツヤで耀いていました!

きっと、清らかな水が流れる水田に生息している美味しい小魚やカエルなどを食べているから健康的で、美しい姿なのかなぁと想像してしまいます!

田園風景は、前世からの記憶や人のDNAまでもが覚えているかように…とても懐かしく想え、心が洗われるような気分になります。

私だけが抱く想いなのでしょうか!

日本の田園風景は、心をホッと和ませてくれて
心が落ち着きます。


                九代目主人
  


2018年06月06日

さや付きヤングコーン‼



初夏の風物『さや付きヤングコーン』を
紹介します。




宿では、この時期にさや付きヤングコーンを
ホイル焼きにします!



余計な穂先をカットしてホイルに入れて
2.5%の塩水を適量かけて、風味が逃げないように
ホイルの四方をしっかりと折り返しヤングコーンを包み、オーブンで15から20分位蒸し焼きとします。


盛り付け


ホイルをお客様に破ってもらう。
ヤングコーンの甘くて芳ばしい香りが、
お部屋に立ち上ります!


皮を剥いて、髭ごと『かぶっと』口に
頬張って食べてもらう料理です。

以外と内側の柔らかい皮の部分も甘くて美味しいものです。

里山の料理なので、こんな大胆な食べ方も、都会からのお客様には、贅沢だと思って頂けます。

さや付きヤングコーンは、とうもろこしが甘く育つように間引きしたものです。

まだ、成熟していない若い実や蕾は、
若々しく生きる息吹を感じるものです。

山菜と同様に夏野菜の若い実は、(小茄子やヤングコーン)食べる人に『生きる力』与えてくれているような気がします。


                 九代目主人

  


Posted by 九代目 at 09:01Comments(0)旬暦(夏)

2018年06月05日

初夏の爽快感『岩ガキとしどけ』‼

初夏の風物
海は、天然岩ガキ!
山では、山菜のしどけがあります。




私の食べた感覚は、両方ともに、とても
爽やかな感じの味わいです。奥深い清涼感が楽しめる食材だと感じます。
私は、初夏から夏にかけて大切にしていることは食材を食べたときの爽やかな清涼感!
今回の組み合わせも、海と山の旬の食材なのに
味わいのトーンがにています!

岩がきの甘くて美味しい清涼感溢れるな味わいを
に対して、しどけは、雑木林の木陰の中を流れる風のような爽快な味わいが岩ガキの風味を引き立ててくれます!!

白ワインを飲まれる方でしたら、エクストラバージンオリーブオイルをさりげなく垂らします。


海と山の食材のコラボ!

こんな感じの料理なら里山で岩ガキを
食べる価値があるような気がします。

        

                九代目主人
  


Posted by 九代目 at 09:54Comments(0)旬暦(夏)