2020年08月07日

梨の葉ほうじ茶

利府名産の梨の葉で作った利府梨茶の試飲会に参加させて頂きました。



町起こし協力隊(吉川さん・近江さん)の故郷を想う熱い情熱に心揺さぶられて私も協力したいと思いました。

梨茶の滋味深い味わいに感動しました!

味わいは、最初に香ばしさと甘味を感じ、飲み干した後に鼻から抜ける香りが長十郎の特有のフレーバー(梨の皮の香り)が鼻腔を刺激して余韻がいつまでも続く味わいです。
味わいだけでなく五感を刺激する癒しの世界でした。

その根底に利府の素晴らしい土壌と手間隙かけた伝統的な利府梨作りが生み出す「素材の素晴らしさ」だと感じます。
果実だけでなく梨の葉自体も高品質な理由だと思います。

その素材の素晴らしさに利府の若い二人の情熱が重なりあっているから素晴らしい!!

利府の清らかな水で育ったお米と梨茶で作った「お茶漬け」は、鰹昆布のお出汁で作ったお茶漬けに負けない位の滋味深い味わいでした。

利府梨茶の可能性を強く感じさせて頂きました。

今後の梨茶の発展を心から願っております。

精進してきた懐石料理の世界感を、いつの日か故郷でお役に立ちたいと想っていたので、幸せな1日でした。

九代目  


2020年04月06日

宿の情景を器に写す!

宿の里山の情景を器に写します!




向附 「天然平目昆布締め黄身おぼろ和え」

里山のつぼみ菜、山うど、松島一番摘海苔

本山葵と柑橘加減正油にて

黄と緑のコントラストが春の装い

白身昆布締めと朝摘み蕾菜の甘味の重奏

黄身おぼろの食感がフワフワとした春頃の気持ちにしてくれるように…

旬の三陸魚介と里山の野菜山菜を組み合わせ
里山の情景が浮かぶような料理観

食材の持ち味を生かし宿の情景に似合う料理

それが九代目の「里山懐石」の世界です!



宿の情景に似合う料理だと感じます


器 九谷の名工 山本長佐


             九代目


#みやぎ利府町#沢乙温泉#うちみ旅館#料理旅館#懐石料理#美食#ローカルガストロノミー#地方の美食#仙台観光#松島観光#器好き#器は料理の着物


追伸

九代目インスタグラム初めました!

【沢乙温泉 うちみ旅館 九代目】

宜しくお願いします!!  


2020年03月22日

春の苦味を食らう!



旬菜「七ヶ浜白魚と新若芽」

うちみ旅館流は、ウズラ黄身ぽん酢で食べてもらいます

春の白魚のほろ苦さをウズラの黄身が引き立てくれます!






新酒の若々しさとほろ苦さが、白魚のほろ苦さと相まってバッチリっ

苦味と苦味のマリアージュは春の醍醐味です!

日本料理で春を食すということは

山菜など特有の春の苦味を楽しむこと

ふきのとう、山うど、たらの芽、つぼみ菜、わらび、竹の子…

春の美食は、食材の「苦味」を楽しむ季節です!!

冬眠する動物さえも眠っていた身体を目覚めさせるために春の野草などを食べます。

人間も本来、厳しい冬に休んでいた身体を春から活動的に呼び戻すためにも、苦味を食することは必然なことかもしれません。

きっと「春の苦味を食らう」動物の本能ですね!



ガストロミー「美食学」

ローカルガストロミー「地方の美食」

これから美食学という観点からも、より深く料理を探求してゆき、九代目料理哲学を次の当主、宿の後世に財産となるように遺してゆきたいです!


              九代目