2020年02月13日

春の菜花!

里山に菜の花、露地ブロッコリー、つぼみ菜と春の到来を告げる菜花数種類が芽吹きます。


「菜花と生湯葉の山葵合え」

旬の各菜花を茹でて、水ぽくならないように水に落とさずザルにあげ、丘上げして冷まします。

菜花をボールに入れて、擦りたての本山葵のすりおろしとお出汁と淡口正油と柑橘絞り汁各少々で合えます。

器に菜花を盛り付け、生湯葉と本山葵をたっぷりと乗せてポン酢醤油を垂らます。

料理がシンプルなだけに、食材は露地の菜花と良質の生湯葉を厳選します。

菜花の甘味とほろ苦さが、畑の肉である生湯葉の濃厚なコクと相まって美味しいです。

本山葵の辛さと香りが菜花と生湯葉の素材を引き立てます。

盛り付けた料理の景色は、畑の菜花に残雪が被ってっているような里山の初春の情景が想い浮かぶような感じのはないでしょうか?

里山懐石らしく、里山の情景が器の中に表現出来た料理になったと思います!!


               九代目
  


Posted by 九代目 at 03:46Comments(0)旬暦(春)