2018年06月05日

女神が宿る『沢乙女神社』‼

将来、宿で沢乙女神社を作りたいと考案しております。
場所が、沢乙温泉の新エントラス構想(沢水が流れる大庭)の中です。

女神が宿る『沢乙女神社』‼


入り口の土壁と沢水が流れる小川の間位に神社を宿で祀る構想をしております。

1,000年前にこの土地で誕生した沢乙女と言う御姫さまに敬意を表して、この地と民を見守る女神、湯上様として代々の湯守がお祀りしてゆけたらなぁと考えてます。
将軍の子を天から授かり、立派に深い愛情を注ぎ、この里山で子育て、後に都で活躍する立派な人格者に育てあげた母親に敬意を払いたい…子宝の神様!子育ての神様!として代々の湯守が敬意を表しお祀り出来るなら素晴らしいことではないかと感じるようになりました。

自身の夢なのか?天命なのか!?
本当に自分でも、よくわかりません…
でも感じることは、見えないものが
私に力を貸してくれているようです。

きっと温泉に関わった先人たちの魂!
熱い思いなのでしょう…


女神が宿る『沢乙女神社』‼


大庭工事の予算の総工費は、
1,500万円にする予定です。
(神社建設費は除く)

女神が宿る『沢乙女神社』‼

女神が宿る『沢乙女神社』‼

(沢水が流れる大庭の平面図)

女神が宿る『沢乙女神社』‼
沢乙女神社の予定地!

女神が宿る『沢乙女神社』‼
宿の客室から眺めた大庭建設予定地!

来春に1月着工予定です。

宿として、貸切り風呂付き客室などの方向性なども検討しておりました…その方が経営が安定すると考え、かなり迷みましたが…みんなで相談して長期的にみても宿が守られてきた歴史を大切に温めることにしました。


沢乙温泉が1,000後もこの土地で人の心を温めて救ってもらいたいと願います!

この村で生まれた姫が、村人一丸となって一人の子供に愛情を注いだ史実。

姫は、隣り町の当時の日本三大立山(泉区どう雲寺)に利府から毎日手を引いてお寺に連れて行き道徳、勉学を学ばせていました。息子が勉学しているときも、お寺に隣接する岩谷観音像に毎日手を合わせ、将来、この子が世のため人のためになることを祈りました。

私は、障害を抱える息子の子育てを通して、
『人は、大切に愛されて育つから、人を大切に愛することが出来る!』ことを学ばさせて頂きました。

きっと沢乙女の女神も同じ信念だと察します。
だからこそ、人に御伝えしたいと思います。

沢乙温泉の沢乙女神社を訪れた人が、『人は、大切に愛されて育つこと…』の重要性を感じ、古の姫の心に触れた時に心が救われる方が少しでも現れることを願います!

このような思いが代々と次の世代の湯守に引き継いでゆけたら、湯守の支える精神になってくれるかも知れない。
もしかしたら1,000年後も沢乙温泉が人びとの心をを温めてくれるかも知れません…

話が長くなりましたが、また、『人智を越えた力』が私を動かしてくれているような気がします。

1,000年後の沢乙温泉の存在を心から祈ります。

1,000年後も、人の心を温めることが出来る温泉に…

未来の湯守たちの心を支える精神を遺したくて…

そんな熱い思いが溢れます。


                九代目主人


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