2018年12月31日

平成最後の年越し!



今年から玄関の「迎春」の書は自書にいたしました。



湯神様も新しい締縄にしてお正月の準備万端です。




お正月料理もそれぞれ持ち味が生きるように鍋を9つ並べ別々にしてコトコトじっくり煮含ませました。



黒豆蜜煮が完成!

黒豆は、昔から黒色が邪気を払い、真っ黒に日焼けするまで健康で元気に働けるようにと願いが込められております。



黒豆をふっくらと戻せるように1日2時間づつ6日間コトコト優しい火加減で柔らかく戻し、水にさらした後、壊れたものを手で選別し、豆が固くならないように2日間で砂糖を8回に分けて入れて丁寧に炊いた京都に伝わる手仕事です。


今年も今日で最終日…

今年も、お仕事、子育て、友人関係と沢山の方々に支えて頂きました。ありがとうございます!!

沢山の方々に見守っていただき、皆さんの支えのおかげさまで頑張れることが出来たと実感しております。

心から感謝申し上げます。

これからも一歩一歩ですが成長出来るように
精進して参ります。

皆様、新しい時代を迎える年に…

笑顔で幸せな時代をお迎えください。


       
           九代目主人 内海貴史



  


Posted by 九代目 at 17:12Comments(0)しつらえ

2018年12月08日

「牡蛎と牛蒡の炊き込み御飯」

新作の季節の炊き込み御飯が完成しました。

自分的には、渾身の新作です!



「牡蛎と牛蒡の炊き込み御飯」

作り方

合わせ調味料(米1合)

水  180cc
酒   18cc
淡口正油 10cc
塩    1㌘
昆布    1㌘



鍋に合わせ調味料を入れて煮たったら、牡蛎のむき身を入れてコトコトと優しい火加減でしっかりと牡蛎に火を入れて牡蛎スープを取ります。そのまま牡蛎をスープに一晩漬け込んで牡蛎のエキスたっぷり含ませておきます。

米を研いて牡蛎のスープを小一時間吸水させて水盛りと味を整えます。

そこに、牡蛎の持ち味を生かすために「笹がき牛蒡」をたっぷり入れて炊きあげます。

蒸らしの時点で牡蛎の身を入れて少し蒸らしたら完成!

牡蛎の持ち味が、生きる食材の組み合わせを探求しました。



いろいろ試行錯誤しましたが、牡蛎の持ち味を生かしてくれる名脇役は、「笹がき牛蒡」でした!


牡蛎と牛蒡の炊き込み御飯は、海も里もある故郷の情景に合ってると感じます!

食べていて沁々と美味しく感じる奥のある料理が完成したような気がします。

素材の持ち味を生かせた料理が出来た時は、ホントに幸せを感じます。

そんな時に、料理人冥利につきます!




            九代目主人 内海貴史
  


Posted by 九代目 at 23:48Comments(0)旬暦(冬)

2018年12月07日

錦秋の山紅葉‼️

沢乙温泉うちみ旅館エントランス「楓の庭」にある錦秋の山紅葉を紹介します!




毎年11月の末の晩秋に、宿では玄関の山紅葉が真っ赤に紅葉を楽しませてくれます!









夜のライトアップ!





イロハ紅葉、ハウチワ楓などの山紅葉は、真っ赤に葉が染まり、見る人の心を癒してくれます!!



葉が落葉して地面一面を真っ赤に覆う情景もまた素敵なものです!

紅葉や楓って一年中見る人を楽しませてくれて
ホントに健気で愛しい奴だと感じます…


         九代目主人 内海貴史


  


Posted by 九代目 at 22:23Comments(0)楓の庭