2020年12月25日

利府町産自然乾燥米!

沢乙温泉うちみ旅館での夕食・朝食の主役が、炊きたて・煮えばなで提供する土鍋ご飯です!

利府の清らかな源流・土壌で育つミネラルたっぷりのお米を沢乙のミネラルたっぷりの鉱泉水で炊くから美味しい。同じ土壌からなる2つはミネラルのトーンが一緒だからご飯の甘味がよりクリアになります。



宿では、利府の中でも特に美味しい入菅谷の源流米とソウノセキ源流米の二種類をご用意しております。

利府小学校の前で作られていた棒掛け・はせ掛けの櫻井さん自然乾燥米が商業施設建設のために田んぼが無くなってしまうことになり、大変困っていました。



しかし、全国からの旅人に利府の良質米の素晴らしさを宿で伝えたいという私の想いに来年度も違う場所を借りてもらいソウノセキ源流で棒掛けの自然乾燥米を作って頂けることになりました。大変感謝しております!

櫻井さんのお気持ちに対して、来年度は、市場の米単価の2割増で300キロ分の利府自然乾燥米を契約させて頂きました。価値観あるものには生産者も潤うようなシステムでなければ農作物の文化後継者がいなくなるからです。

利府の農作物の文化を微力ですが守り後世に伝えて遺してゆきたいです。

「利府のお米は私の誇りです!」

九代目

※写真は櫻井さんのご了承を得て投稿しております

#入菅谷源流米300キロ
#ソウノセキ源流米300キロ
#コロナ禍でさばけるかな
#九代目の男気
#生産者と料理人の絆  


2020年12月25日

利府の歴史文化風土を紐解く

【町の歴史を紐解く】

沢乙温泉うちみ旅館では、10年前から利府の歴史・文化・風土(特に食文化)に光を当て、町の資源である美味しいお水・お米・野菜・木樽味噌等、里山の食材と表松島の魚介類と組み合わせた献立をご用意・発信してきました。




2018には、じゃらん泊まって良かった大賞【朝食部門】東北第三位を受賞。
(東北の数千軒のホテル旅館の中で…)

利府に来た全国のお客様が、利府の清らかな土壌の恵み、お水・お米・野菜・魚介類に魅了された結果です。

利府は、清らかな土壌で古から耕作が盛んで平安時代に国府多賀城の台所として活躍しておりました。砂押川沿いの久門長者原屋敷の豪農から明治・昭和初期まで農作・畑作を生かした生業が繁栄してきました。

江戸・明治には町の小さなメイン通りだけでお茶屋・旅籠屋・味噌醤油・蕎麦屋・豆腐屋・お麩屋・酒屋・製粉所など多数の商い店62軒が並ぶみやぎを代表する宿場町利府でした。

それぞれの各お店で良質の井戸があり、利府特有の美味しいお水でそれぞれの町の農産物で食品を仕込んでいたと想われます。

町の歴史・文化・風土を地域の人達で紐解いて探求すれば、きっと今後の利府のコンテンツが増えてゆき、利府の魅力を上手く発信してゆく人達が増えてゆくとことでしょう。

利府町が全国で特化した町・地域の特色を生かした魅力的な町・町全体で目指す方向性のヒントが有るような気がします。

九代目

#十符の里
#十符の浦
#十符の里浦
#利府町
#海と里がある町みやぎ利府
#清らかな土壌みやぎ利府
#志は故郷利府の繁栄  


2020年12月22日

沢乙の庭雪景色

雪景色が映える季節になりました。




冬は紅葉の葉が落ちて優大な枝振りが眺められます。その木立に雪が積もる情景が美しい。




空も空気も清んでいるから景色がとても綺麗です。




駐車場の雪かきは、大変たけど…
お客様の雪景色を楽しんで見てもらいたいですね!

みやぎ蔵王の紅葉山一つ丸ごと買って造った沢乙の庭。



優大な天然紅葉100本の木立に積もる雪景色は、風情ありますよ!

九代目

#沢乙温泉うちみ旅館
#みやぎの料理旅館
#雪景色⛄
#雪化粧❄️
#ライトアップ
#雪月花
#季節の移り変わり  


2020年12月22日

雪景色ライトアップ

ライトアップが映える季節になりました。



冬は紅葉の葉が落ちて優大な枝振りが眺められます。その木立に雪が積もる情景が美しい。



空も空気も清んでいるから光が綺麗なのです。ライトアップや星を観たりするのに最も適した季節が冬になります。




沢乙の庭ライトアップは幻想的です!
冬は光の季節とも言えますね✨

九代目

#沢乙温泉うちみ旅館
#みやぎの料理旅館
#雪景色⛄
#雪化粧❄️
#ライトアップ
#雪月花
#季節の移り変わり  


2020年12月20日

利府山線

昔みたいに東北本線利府松島間の路線が復活しないかな?多賀城経由と利府経由のダブル線だと多方面から利府に訪れ安くなるだろうなあ。電車から見る春日・赤沼の梨畑の借景が綺麗だろうな!

利府山線の廃止が利府の歴史の分岐点だったような気がします。

赤沼「葉山駅」があり、利府線が本線ならば利府の資産価値はもっと上げることでしょう。

九代目  


Posted by 九代目 at 00:57Comments(1)九代目語録

2020年12月20日

橋開通!

【お勝手口の橋開通】



おかげさまで永年劣化していた裏勝手口の橋が立派になりました。これから安心してお仕事出来ます!ありがとうございました。

南三陸杉無垢材。厚み7寸(21センチ)の硬い赤目杉材の橋は歩き心地も最高です。「感謝!」




将来、中庭に流れる明神の沢に厚板敷いて川床造りも企んでます…笑

川床の夕涼み!きっと風流です。

九代目

#伝統木組工法
#お客様に寄り添える
#本流大工
#杉原敬
#通称マイケル
#南三陸木工房瑞(みつ)  


2020年12月08日

懐石料理の主役

【懐石料理の主役】



椀盛「甘鯛と菊花かぶら 清まし仕立て」

宿の源流クレソンと霜ふりしめじと松葉黄柚子をそえて



里山に朝霜が降りると野菜達が、自らが凍って死なないように土からたっぷりの養分を吸って生きようとするから甘味が増します。




初冬の里山で育った露地かぶらは、甘鯛の旨味に負けない位の力強い風味です。里山旬味の世界!

沢乙の名水に天然利尻昆布と鮪節で引いた「命の一番出汁」香り高い引き立てあつあつのお出汁を魂込めてお椀に注ぎます。

九代目

#沢乙温泉うちみ旅館
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#みやぎの懐石料理
#最高級輪島塗色絵菊紋様椀
#椀盛は技術見識の総結集
#日本料理の真髄
#核は沢乙の名水
#料理人内海貴史  


Posted by 九代目 at 08:27Comments(0)当主心得

2020年12月07日

晩秋の書






「黄に紅に いつ色変えし 山の木樹」

(きにべににいついろかえしやまのきぎ)

書 九代目当主 内海貴史

山の木達は、いつの間にこんなに黄色や赤色に変わったのだろう…

九代目

#沢乙温泉うちみ旅館
#安政年間創業180年
#みやぎの料理旅館
#みやぎの懐石料理
#主人直筆の設え夢に
#みやぎの饗応料理
#政宗公の伊達文化
#客人に喜んでもらう料理  


Posted by 九代目 at 01:41Comments(0)九代目「書」

2020年12月07日

山笹の紅葉

【山笹の紅葉】

もみじの紅葉もが終わると…
庭一面が黄色く鮮やかに染まります。





それは、笹の紅葉です。ヤマザサの葉の回りが冬枯れになり黄色に紅葉するからです。



沢乙の庭の冬の楽しみは、山紅葉の葉が落ちるると天然山もみじの枝振りがしっかりと見えるところと山笹の紅葉です。



一面黄色い情景も冬の雑木林の中を散歩しているようで気分も格別です!




冬の情景もしっかりと楽しめる庭だからこそ、沢乙の庭が名園だと言われる由縁の一つです。

九代目

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#作庭よっちゃんの庭工房
#巨匠大北望先生お墨付き  


Posted by 九代目 at 01:08Comments(0)沢乙の庭 

2020年12月07日

故人を偲ぶ食事会

【故人を偲ぶ食事会】

今回の会食は、亡き母の一周忌。
コロナで親戚を呼べない御法事となりましたが、せめて家族だけでも故人を偲ぶ食事会にしたいということでした。




うちみ旅館では、故人の席を設けて故人と家族が一緒に食事をする雰囲気をご用意して、故人の思い出話をしながら御供養して頂きます。



故人の生前に好きだった食べ物をご家族と相談して故人の席に用意します。今回はお刺身と炊きたて煮えばな御飯を!



亡くなっていても故人の魂は、家族を想っています。家族もまた同様。

故人も大切な家族と一緒に食事が出来て、家族の話を聞き、さぞかし故人の魂が安らぎを感じていることだと察します。

御法要の会食は、そんな気持ちで故人と御家族の心に寄り添いお手伝いさせて頂いております。

「ご家族の心を少しでも温めたい」

九代目

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