2025年04月14日

宮城の一大事

『宮城の一大事』
太陽光発電システムは、地下水が間違いなく汚染されて赤水になります。広大な森林が地下水を吸い上げて循環作用に大きく働くからです。広大な森林伐採は、地下の土中環境・伏流水の清らかさを殺してしまいます。



https://www.city.sendai.jp/sesakukoho/kisyahappyou/250404suidoushisetu.html?fbclid=IwY2xjawJovv1leHRuA2FlbQIxMQABHlsLlXDZCHBkwbK-P9gkH7BVm2yqT_fh919WebZjGnhzYO4ME04V9u6DSwxU_aem_EtqQYiheTn361fLVk-kxKA


今回、仙台市が結んだ『太陽光発電所による水源水質保全協定』には、土中環境汚染について一切触れていないのが、懸念材料であります。森林が果たす役割と特性機能は、地下水を清らかにする循環作用だからです。表面上の水質だけでなく、もっとも大切なことは、田畑、川、海に繋がる地下の伏流層・伏流水の清らかさ。土中環境の保全継承です。


宮城県、山形県は、日本有数の水が清らかな美味しい軟水。その清らかなミネラルたっぷりの伏流水が、森林と里山、そして海に繋がる。森林による清らかな伏流層が保たれて、清らな水が、清らかな風土を保全し、その恩恵で農業、漁業の地域に根差した生業が魅力的に永年にわたり継承されてきました。

宮城県が全国に誇るシビックプライド…お米が美味しい、魚が美味しい、お水が美味しい。宮城の誇りを保全継承するのが現代人の私たちの責務ではないでしょうか。

宮城に根差してきた風土を壊してまでもゼロカーボンを目指す理由がありません。ゼロカーボンを目指すなら、二酸化炭素を酸素に変える広大な森林、清らかな海を保全する方がよっぽどゼロカーボンに近づきます。

小学校で皆さんも勉強しました…

『二酸化炭素を酸素に変えてくれるは、広大な森林です』

宮城県の山と海が共存共栄している素晴らしい風土を愛しているのでハッキリ云います。

宮城の風土の要である水源、水質をぶっ壊してまで、太陽光発電システムを遂行する必要がないと考えます。

#土中環境 宮城県の農作物や海産物の素晴らしい風土の要が、森林が保全してくれている地下の #伏流水 であります。宮城県、仙台市にとって後世に関わる一大事であります!!

宮城県民は、住民、政治家、行政と心を一つに真摯に向き合う一大事だと捉えます。

#食材王国みやぎ
#伝え人
#郷土愛  


Posted by 九代目 at 00:59Comments(0)当主心得

2025年03月26日

感謝と謙虚のお手紙

【中学二年修了】
おかげさまで息子のけんけんが、船岡支援学校中等部二年生を修了しました。寄宿舎暮らしも慣れてお友達や先生方と愛と絆を育んでくれたようです。







迎えに行った両親に、震える不自由な手でも一生懸命に書いてくれたお手紙を読んでくれました。息子の感謝と謙虚な気持ちを素直に感じて感銘しました。

#障害児子育て として、お手紙を共有させていただきます。




読み下し
『2ねんせいでは、できることがとてもふえました。お父さんお母さんの支えがあったからです。ありがとうございました。うちみけんじょう』

障害者である作家 #東田直樹 さんの言霊を思い出します。

東田さん…自閉症の僕たちは「自分が辛いのは我慢できます」「しかし自分がいることで周りの家族を不幸にしていることには、僕たちは耐えられないのです」。

障害児子育てをしている私達が息子のけんけんにも、ずっと懸念していた想いと重なります。

だから自分達なりに不安や懸念を取り払うように人生かけて希望の光を探し続けて見つけ出した答えが、彼に毎日投げ掛けてきた真の言葉です…

「けんけん生まれきてくれてありがとう!」
「けんけんのおかげでパパとママは幸せになれたよ!」

東田さんの言葉「人の視線が怖い」「いつも刺さるような視線でみられます」

けんけんは、脳性麻痺なのでいつもヨダレが出ます。どんな所でも頑張って自分で床をハイハイします。そんな時に人から刺さる目線でみられたことが沢山ありました。でも「人と比べずに頑張ることが格好いいんだよ」と今でも親子で共有しています。

自閉症の子供は、走り回ったり、大きな声を出したり、何度も同じことを言ったり、本人は、わざとじゃないのです。障害の特性だからそうなってしまうのです。だから社会は、「しつけが悪いな!」みたいな刺さるような視線を親子に向けないで欲しいです。本人たちは、傷つきます。どうかお願いします。

重度の自閉症のお子さまがいるご家族は、大切な記念日に外食や温泉宿に行くことさえ、周りに迷惑かけてしまう気持ちで諦めます。

弊社の料理宿・沢乙うちみは、重度の自閉症の子が親子でお泊まりに来てくれています。

一日三組のもてなしだから、他のお客様にご迷惑かけないように完全個室食にしたり、親子のために時間帯で大浴場を貸し切りにしたりします。他のお客様にも宿の理念や志を誠実にお伝えすれば、ほとんどの方が温かくご協力してくれます。

帰り際にお母さんは、『今までこんなにも人の目を気にしないで、我が子と旅の思い出を作れたことはありません』と嬉し涙を流してくれます。

私たちなりに出来ることで新たな挑戦をしています。何故なら弊社が、お客様に寄り添う心を重んじる『#料理はおもいやり』が宿の理念だからです。

この理念が確立できたのも、息子のけんけんが生まれて来たくれたおかげです。私達なりに障害児子育てに向き合う心の置き方を探求した #障害児子育て の考え方です。




障害児、障害者を理解し合える温かい世の中が拡がることを祈願しています。




#内海堅靖  


Posted by 九代目 at 11:42Comments(0)当主心得

2025年03月09日

感謝の気持ち

【ありがとうの気持ち】
『十符の里オール利府産業祭』
利府商工会workingグループが、利府愛を核心に利府産業祭で伝説を作りました!








利府産業祭の会場利府町役場ホールに長蛇の大行列!ご用意した利府の逸品の試食品200食が大反響のもとで1時間余りで終了しました。

#利府の逸品 で町内外からのお客様の心を魅了出来たと想っております。

当日は、利府に根差した風土の素晴らしさと地域を愛する利府愛の底力『利府の魅力は、どんなもんだいっ!!』と心の中で叫んでいました(笑)

今回、ご用意した利府の逸品コラボ商品

○#利府源流米(沢乙うちみ)×#利府梨カレー(利府おもて梨園)のコラボカレーの試食
○利府源流米(沢乙うちみ)×利府光洋水産ギバサ(稲庭うどん瀧さわ屋)のコラボギバサ丼







当日、けんけんも利府里人としてお手伝いしてくれました。

利府産業祭に、ご来場してくれたお客様も利府の天然水『沢乙霊泉』で炊いた爽やかで甘い利府米やスパイシーで梨果実でサッパリした利府梨カレー、ネバネバとろとろ栄養たっぷりの利府ギバサ丼を食して利府でしか味わえない利府テロワール・利府の美食を楽しんでもらえたと実感しております。

利府の産業祭ですから、お客様もここでしか体感が出来ない『利府らしさ』を求めているのです!それらを具現化することで、我々、もてなす側も宮城利府に誇りと愛着、そしてシビックプライドを醸成できることを証明したと自負しております。

沢乙うちみ当主、稲庭うどん瀧さわ屋主人、利府おもて梨園主人、利府焼陶の泉主人、共に利府の為にオール利府産業祭に志を抱き魂を込めました。

地域に根差して地域の生業や伝統を守っている人間が、郷土愛や風土愛を核心に利府の為に命を燃やしてこそ、人の心を魅了するのではないでしょうか。





私は、地域の特産品開発においても、郷土愛や地域愛を抱く大切さ、地域の生業を守ってきた人々を敬い、官民一体で応援する大切さ、特産品に利府の歴史文化、自然風土を生かすことの大切さを深く紐解いて次世代の為に資料として残し、利府の地形、地勢、風土の特性を生かした #利府テロワール のSPIRITSを委員会でお伝えしてきたと想っています。

















三年前、利府特産品開発委員会第一回会議で私が、working委員長として、皆さんに熱く云い放って、ドン引きされた言葉は、一貫して『郷土を愛する気持ち、風土を愛する気持ちが何よりも大切です!!』三年で少しは、伝承されたのではないかと信じております。

『石の上にも三年』

私の責務は、3年で全うしたと思っています。

三年間、利府の為に公益的に活動してくれた特産品開発委員会workingグループの仲間たちに心から感謝をお伝えします。『ありがとう!!』

利府の特産品開発に幸運あれ!

GOOD LUCK!!

利府特産品開発委員会workingグループ委員長
沢乙うちみ 主人 内海貴史 感謝

#特産品
#郷土愛
#風土愛
#愛しかないでしょ

追伸
先代の父が20年間、郷土利府を愛して十符の里フェスティバルに命燃やした想いを少しは、継承できたかな?明日3月4日父の一周忌の命日に墓前にて報告したいと想っています。  


Posted by 九代目 at 17:59Comments(0)当主心得

2025年02月26日

ふるさとの未来

【ふるさとの未来】



自分たちの町、自分たちの故郷は、自分たちで未来を考える!!

町民が求める幸せ、町民が求める心の豊かさを、次世代、未来の為に考えることが大切だと感じます。

住民、議員、行政で真摯に意見交換しながら模索してゆくべきだと考えます。

先人たちが、現在を生きる私達の幸せを願いながら継承してきた歴史ある旧役場跡地を、どのように町民の未来の為に生かすか?

利府で暮らす人たちで町の未来を深く考えることは、先人たちが町の未来を生きる私達のことを愛したように、今度は、私達が、ふるさとの未来を愛することになります。

個人的には、地域に根差した自然、風土を守ってきた先人の御霊、人生かけて利府に根差しご尽力した先輩たちを敬いながら、地域の資源や人材、そして地域の歴史や文化を活かした町づくりでなければ、長期的、シビックプライド的に発展繁栄することはないと考えます。

私達は、利府を愛する者として、利府の次世代、未来を考えながら、夫婦で参加させていだたきたいと思います。

住民が、どんな未来利府を願うのか?

それは、人それぞれ違くて良いのです。住民が地域コミニュティを育み利府の未来を考えることが最も大切なことだと思います。

是非とも、今晩の利府の中心を考えるワークショップにご参加ください。

#郷土愛
#地域愛


追伸
政策班から『締め切りあってワークショップには参加出来ません』という解答でした。チラシの『どなたでも可』は、傍聴席という意味合いでした。すみません!残念ですが、おとなしく傍聴したいと想います  


Posted by 九代目 at 13:47Comments(0)当主心得

2025年02月21日

阿部敬介物語

【宮城利府偉人伝】『阿倍敬介物語』



利府町の誇り「利府町民劇団ありのみ」が、利府生まれ利府育ちの偉人・阿部敬介を題材に演劇をしてくれます。

利府郷土史会の仲間である事務局長の遠藤さんが阿部敬介を深く紐解いてくれて、利府郷土史会の仲間である伊藤美樹さんが監督・演出してくれます。

利府町民必見の阿部敬介物語であります!

弊社沢乙うちみも協賛させていただき、利府町劇団ありのみを心から応援させてもらっています。機会ありましたら、阿部敬介物語を是非ともリフノスで御覧くださいませ!!

郷土の明るい未来を願う全ての人に

九代 感謝

#郷土愛
#先人教育


追伸
日野藤吉や阿部敬介など、後世の為に『夢と志』を抱いて生き抜いた郷土偉人伝物語は、利府町の中学一年生に町の予算で演劇のチケット配って先人教育、情操教育の一貫として寄附して欲しいと願います。  


Posted by 九代目 at 02:54Comments(0)当主心得

2025年02月07日

オーガニック給食

【オーガニック給食】
品川区の区長さん、ママさんたち凄いなー!!

子供の成長期に身体に安心安全な野菜を使った高品質な給食の無償化は、とても良いです。




#無農薬 で手間隙かけた野菜を一般市場で売るのは、コスト的、見た目的にも難しい世の中…

一般市場の消費者は、無農薬野菜のいびつで安心安全な高品質野菜よりも、農薬や化学肥料を使ったような大きくて、虫食いが無い形の綺麗な野菜を好んで買うという矛盾点があるからです。

弊社の野菜料理もまた、ほとんどがオーガニック野菜であります。野菜嫌いの子供たちのほとんどが、無農薬の苦味が無い野菜を「美味しい!」と言って食べてくれます。




#オーガニック 給食に予算を掛けてくれたら、地域で安心安全な #自然農法 に取り組んでいる生産者の生業にもサスティナブルな応援にもなれることも素晴らしい。オーガニック給食が無農薬野菜を支える #地産地消 の構図が出きると感じます。

『子供たちの為に無農薬野菜を生産する構図もまた素晴らしいー!』

政治って…住民、首長・行政、政治家が、官民一体になれたら、世の中が善くなるのだろうな。

オーガニック給食が地域の子供達へ安定供給されるまでは、生産者さんへの支援がマストでしょうから、諦めないで取り組んでもらい、是非とも全国に先駆けて成功例にしてもらいたいと願います。

『子供たちは ふるさとの宝』
『子供たちは 日本の宝』


九代

#郷土愛
#愛国心  


Posted by 九代目 at 09:34Comments(0)当主心得

2025年02月05日

心の豊かさ

翼くんの歌『十符の空』素晴らしいなー。




https://youtu.be/Rsu6jfLxJAI?si=dGdzU0YduidNwlCz

郷土利府生まれ利府育ちの人たちの心に沁みて考えさせられると想います。

歌詞に出てくるように故郷には、「変わっちゃいけないもの」…きっとあると想います。

人と人との繋がり、支え合い、温かさ。自然と人との共生、地域を守ってきた先輩、先人たちを敬う気持ち。利府に根差した風土や生業を大切にする気持ち。地域の一体感などなど。それらを幼き頃から両親や町の先輩から故郷で教えてもらいながら育ったような気がします。

利府町は、町の外の人から観たら「発展してて凄いね~」
郷土利府で生まれ育った人たちからすると「発展しているようだけど、なんだか寂しいね…」

何故に寂しさを感じるのだろう?

それは、その町の変わっちゃいけないものまでも、変わり果ててゆく懸念を抱くからではないでしょうか。

街並みが変わるだけでなく、その町の人たちが大切にしていた精神をも変わってゆくような懸念を抱くからではないでしょうか。

新しきものと古き善きものの融合が、地域らしさの魅力が向上される革新になると考えます。

地域創生において、変革することは、シビックプライドを大切にしなくてはならない中で、意図することと正反対になってしまう懸念あります。

変革は、物事の根底をひっくり返すような新しき変化です。革新は、物事の根底、核心部分は、しっかり守りつつ、新しいことに変化させること。

#革新

もともと地域にある善きものを本質的に磨き上げて、新しい若者の感性を活かして革新することで光明が照らしてくれると考えます。

その土地に根差した歴史的・文化的・環境的な背景は、その地域ならではの唯一無二なのだから。

移住組を優しく受け入れる住民のおもいやり。新しき人達もまた、地域を守ってきた町の先輩、先人の精神を敬う気持ちが、お互いの絆を育み深めることに繋がる大切な要因になると想います。

代々、地域に根差した人達が、誇りと愛着を抱いていた物事が、観る角度を変えた若い感性で現代に磨き上げられて、人や社会から愛されるようになってこそ、本当の意味で世代を超えて町が地域らしさを保全継承しながら革新してゆき、お互いが、心豊かになると察します。。




いつもいつも、ふるさとの明るい未来を願い、心の豊かさとはを何かを考えさせられます。




#郷土愛


九代当主  


Posted by 九代目 at 05:38Comments(0)当主心得

2025年01月31日

森は日本の宝

【森は日本の宝】



お世話になっております。切実な願いを投稿させていただきます。政策を司る政治家の皆さま始め、真摯に向き合っていただけたら幸いです。

岩手大学、東淳樹さまの投稿文やご見識を引用させてもらいながら、私なりの森林保全の意見を交えて投稿させていただきます。

「第7次エネルギー基本計画案」にある「保安林解除手続の迅速化」の文言を削除するようにお願いいたします。

https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620224019&Mode=0

今、日本各地で進行している再エネ事業ですが、森林を破壊してまで風力発電や太陽光発電施設が建設されていることに憤りを切に感じています。

太陽光温水システムなど最新鋭の自然環境に優しい省エネルギーの支援や政策に向かって欲しいと願います。

森林乱開発で「たとえ2050年にカーボンニュートラルが達成できたとしても、2050年には日本の自然環境が取り返しのつかない状況になりかねません。

森林は、その地域の伏流水をポンプ代わり沢山吸い上げて土中環境を保全して清らかな水源を健全に潤滑にするために働きかけます。そして、森林は、沢山の雨水を受け入れて洪水や崖崩れを防いでくれる防災の要です。

日本の風土の豊かさは、森林が作り出すミネラルたっぷりの清らかな水源です。山々の清らかなミネラルたっぷりの水源・源流が、沢や川を流れて農地を潤し海を育てて、魚介・海藻の海の恵みを与えてくれます。

森林からの清らかな水源は、地形の表面上だけでなく、森林から繋がる地下の伏流層から地域の海底にも伏流水として涌き出し海を育ててくれます。自然の山々は、里山の土壌や海域をミネラルたっぷりの自然環境に保ちます。そこに根差した林業、農業、漁業、日本の豊かな風土を守る要が、地域の森林、日本の森林であります。

出典
#土中環境 #高田宏臣

古から日本人は、その森林の深い働き方、大切さを深く知っていたら各地域で『山の神』として崇拝して信仰してきました。その象徴が、各地域の『保安林』であります。昔の日本人はそのことがわかっていたからこそ、保安林を定め、その森には手をつけずに守ってきたのです。

自然の恩恵、見えないもの、そして先人たちの教えを敬う日本の精神が根底から崩れているのだと察します。『神仏習合の精神』の衰退、希薄が、日本の自然環境破壊の諸悪の根源だと察します。

水源涵養や土砂流出防備などの保安林は、日本の自然の骨格をなす水源の森です。それが破壊されてしまえば、森も川も里も海も全ての生態系がズタズタになってしまいます。

里山の森林が破壊され、ニホンミツバチも絶滅の危機になっていると云われます。再生可能エネルギーという美名に惑わされず、現実を見ることが重要だと思います。

「第7次エネルギー基本計画案」がそのまま採用されれば、日本の自然は取り返しがつかないほどに破壊されてしまうのは明確です。

第7次エネルギー基本計画案見直し!!

◆保安林での乱開発が進む恐れ
陸上風力発電の推進のために「保安林解除手続の迅速化」が盛り込まれていました。

◆保安林を壊してはいけない
保安林は、水源保全、災害防止等公益のために指定されています。森林を破壊して、再エネ推進は温暖化防止に逆行します。ましてや保安林を解除して、森林を伐採し、多量の切土・盛土をして再エネを進めるなんて論外です。水源破壊、国土破壊、生物多様性破壊、流域の住民と森で生きる多様な生物の生命を脅かす、恐ろしい行為。その他にも、陸上風力発電推進のために、環境影響評価制度の効率化を検討する等、環境アセスでも規制緩和が進む可能性があります。

1 保安林での再エネ開発は禁止を。規制緩和は絶対すべきでない。
陸上風力発電についての 31頁15行目 「保安林の解除に係る事務を迅速に実施する」の部分を削除することを求めます。

2 今でも情報公開や住民参加の手続が不十分な環境影響評価手続を緩和すべきでない。

日本の文化、そして食材王国みやぎに根差す風土の要が、森林が作り出す清らかな水源であり、それが里山と海を共存共栄させてくれて、郷土らしい、日本らしい風土を守ってくれています。日本の山々は、日本が守るべき宝なのです。

政治家の先生方、日本人の皆さまに深くご理解いただけたら幸いです。先人たちは、命をかけて日本の森林、日本の風土を守ってきたのです。日本の宝である森林を後世に遺すことは、現代人の努めだと思います。

その土地に根差した風土は、代々にわたり千年という月日で築いた千年風土です。自然の恩恵、ご先祖の恩恵に感謝を抱き、自然を崇拝して、先人たちを敬い、郷土を敬いながら、代々にわたり、命をかけて守ってきた汗と涙の結晶、血の滲む努力なのです。

#郷土愛
#愛国心

沢乙温泉 九代湯守
沢乙うちみ 当主 内海貴史  


Posted by 九代目 at 10:23Comments(0)当主心得

2025年01月05日

迎春

【迎春】
新春のお慶びを申し上げます。



『黒豆』



真っ『黒』に日焼けするぐらいに元気で健やかに『豆』に働けますように…


この願いを込める習わしが、日本料理らしい『料理は想いやり』の真髄です。




黒豆は、朝晩二時間つづ五日間、沢乙の龍神水で茹で柔らかく戻し、壊れているものを全て手で選別してから、柔らかく戻した黒豆が、固くならないように砂糖を二日間で八回に分けて蜜煮にします。


本年も伝統的な日本料理の基礎・基本、伝統技と心意気を大切にして宮城利府の風土の素晴らしさを体感してもらいます。そして、懐石料理の核心である相手におもいやりを籠める心を磨き精進してゆきたいと思います。



料理は、主人と若女将の二人の料理人が、お座敷で自らもてなしをいたします。書も主人自らの書で設えます。

料理宿 沢乙うちみ の理念
『料理は 想いやり』

本年も皆さまのご愛顧、ご鞭撻のほどを宜しくお願いいたします。

沢乙 うちみ
当主 内海貴史  


Posted by 九代目 at 05:36Comments(0)当主心得

2025年01月02日

多賀城政庁復元

【念願】
元旦の河北新報に『多賀城政庁』復元への記事が掲載されました。次世代、未来、後世を願い長年にわたり私も祈願した夢と志であります。感無量でございます。




『万歳!万歳!万歳!』




我々の郷土である宮城郡の広域地域は、古代東北の政治文化の中心地であり、奈良・京都との都との文化交流が行われた『遠の朝廷』東日本の中心地が国府多賀城です。




今までは、歴史背景を大和朝廷の蝦夷討伐にばかり着目点を置く方が多いのですが、私たちのふるさとの千年風土は、古代東北の都の政治文化交流が礎にあります。古代における大和国家プロジェクトにおいて最先端の農業、製鉄、陶芸、仏教などの文化交流の地域であります。

古代38年戦争の先人たちの苦しみは、忘れることは、けっしてあってならない。大和朝廷と蝦夷の若者平民たちが、命を掛けて戦った苦しみの戦いです。

しかし、その混迷の中でも、先人たちは、代々にわたり、地域に根差した風土を命を掛けて守り、現代まで引き継いできたものです。宮城に根差した千年風土の礎は、大和朝廷と東日本の政治文化交流が、根底にあると察します。その風土形成の拠点が、多賀城政庁であります。

当時の文化交流の内容を、有識者、見識者で深く紐解いてゆけば、必ずや多賀城政庁を中心とした広域圏が、世界文化遺産にも認められる可能性も出てきます。

そのような意味合いでも、多賀城政庁復元は、当時の建造物の建築工法は、伝統建築に最大限に近づけてゆくことが、最大のポイントになります。南門復元のように栗の古木を用いる自然素材で形成されるからこそ、建造物に経年変化、経年美化が醸成されます。間違っても、予算をケチって鉄筋コンクリート構造の多賀城政庁モニュメントの復元にしたのでは、何の意味も失くなります。偽物は、所詮、偽物です。

私は、古代東北の都の文化に誇りを掛けて、伝統建築モニュメントの建設でなければならないことを断言いたします。




弊社の2024甲辰外観ファサード改装も、焼杉工法、土壁工法、柿渋工法、栗の古木を使った沢床デッキと、全て伝統建築から来る伝統工法を用いた由縁も、古代東北の都の魅力が、歴史背景に合ったことと、伝統建築の自然素材の経年美化が、歴史文化を体感できる癒しの情景となるからです。



多賀城政庁が伝統建築で復元されれば、平城京・平安京、福岡大宰府と並ぶ日本三大史跡として、宮城県たけでなく、東日本の観光の拠点として、全国、世界から旅人が、訪れるはずです。東北の各地との連携も盛んになるはずです。そして、霊山蔵王連邦、日本三景松島湾と共鳴して宮城の魅力が自然風土、歴史文化と響き合い、宮城の魅力の本質が醸成されると考えます。









我が町利府も、国府多賀城府中の北宮・北門である府中でございます。多賀城府中の北門である利府なこその関があったと云われる関跡の伝統建築モニュメント建設も見えてきます。。



そして、多賀城政庁の歴史文化の背景がある宮城郡利府は、古代国府多賀城の瓦や須恵器の陶芸を支えた巨大遺跡である #春日窯群遺跡 があります。現代に復活されている地域振興産業が、正に #利府焼 です。多賀城政庁復元において、利府の陶芸の魅力醸成に拍車が掛かると察します。






世界的に人気の観光地において、地域の歴史的建造物と地域の食文化は、一心同体でもあります。#食材王国みやぎ としても、地域に根差した風土の魅力が、世界に醸成させるチャンスとなり、地域に根差した食文化がサスティナブルに未来永劫に発展反映してくれる礎となると考えます。

『夢は叶う 願いは叶う』

料理宿・沢乙うちみとしても、古代東北の都に誇りをかけて、そして自信を抱きながら、宮城利府の魅力醸成に邁進してゆく所存でございます。

『宮城の未来に幸運あれ!GOOD LUCK!!』

沢乙 うちみ
当主 内海貴史 (史を貴う)

#多賀城政庁
#広域文化圏
#広域観光圏  


Posted by 九代目 at 16:36Comments(0)当主心得