2020年06月12日
時知らず!
「時知らず 木の芽酢掛け」
器は江戸時代の古伊万里「芙蓉手染付」
宿では初夏の6月から7月上旬に三陸沖から道南で揚がるトキシラズが懐石料理の献立に登場します。
4キロから6キロの脂が乗った極上の品質です。
秋の産卵に向けて餌をタップリ食べているので皮目から身の中心部近くまで脂が乗ってます。夏以降はイクラに脂が取られるので…
この1ヶ月だけの初夏の風物
里山の木の芽をタップリ擂り鉢で潰し木の芽酢を作り、焼き立てのトキシラズにかけます。
木の芽酢がトキシラズの持ち味を一気に引き立てます!これが里山旬味の世界です。
「美味し過ぎてごめんなさいっ」
コロナでまだまだ御予約は薄いですが、毎年のように最高級な旬の食材に手をかけ御用意致します。
心から御来館をお待ちしております。
九代目
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Posted by 九代目 at 03:40│Comments(0)
│旬暦(夏)