2023年08月30日

地域資源

【#地域資源】
#地産地消
本日は、宮城県加美町菅原商店様に利府町産源流米を米粉にしてもらいに研修に伺いました。

地域資源

菅原商店さんは、宮城県で二軒残る米粉製粉会社で米粉の見識に優れています。写真の女将さんと専務の息子さんは、以前から交流ある方々で私の料理宿の熱烈なファンの方。利府町地域資源ワーキンググループ会議にとても親身に寄り添ってくれて米粉の製粉方法や米粉の見識をご教示いただきました。

米粉の製粉方法と特性
・気流製粉  細かい粉 ケーキ、お菓子
・胴つき製粉 中間粉  パン、だんご
・ロール製粉 荒い粉  大福など

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気流製粉は、お米30キロから製粉できる。
胴つき製粉は、お米30キロ×30袋から製粉可能。

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(利府町産源流米粉)

利府町は、地域に根差したパン屋さん、お菓子屋さんが多いから、製粉しやすい気流製粉が使いやすいと感じました。

お米も、加工米、新規需要米、中米、くず米でも米粉にすると、品質的に問題なく、農家さんの生業の助けになれるかもしれません。

試食では、米粉で作ったシホンケーキが、ふんわりしていてお米の旨味を感じました。小麦粉のものよりも、食べた時の満足感が高まります。健康志向の世の中でグルテンフリーにも米粉は、魅力的だと感じます。

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菅原商店さんが、試作してくれた利府源流米粉を3割入れた『利府源流米食パン』の味わいもお米の旨味と利府源流米の爽やかさが生きていて美味しかったです!

菅原商店さん、利府町の為に御尽力いただきありがとうございました。感謝しております。

歴史背景を観ても、利府は、江戸時代後期から昭和初期の宿場町利府では、64軒の商店が立ち並び、そのうち二~三軒の製粉問屋があったと云われる町です。なこそ川沿いに当時の製粉に活用された水車を祀る石碑が利府自動車学校の近くに現在も建立されています。

現代においても、利府の地域資源が魅力的に活用され人に喜ばれるような地域振興産業に役立つ日に志を抱いています。

献身的に町の為に一緒に活動してくれた生石庵店主・松田献委員にも感謝が溢れます。

利府町地域資源ワーキング会議委員長
内海貴史


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Posted by 九代目 at 18:57│Comments(0)当主心得
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