2020年03月15日

旅館の顔「玄関改装」

うちみ旅館では、只今玄関の改装をしてます!


改装デザイン「気仙沼工務店」



大工工事は数寄屋建築の気仙沼工務店

左官は本土壁塗りに特化している今野左官店

庭は、紅葉植栽に特化しているよっちゃんの庭工房

全て、みやぎが誇る一流の職人さん達のコラボで玄関を改装します。

建築の造作は、お客様を温かく包みこんでくれるようにと考えて…180センチの桧の軒並みに
軒並みは、日本建築の伝統美!

左官は、里山の情景に似合うようにと塗り壁の掻き出し仕上げ!

庭は、天然紅葉の柔らかさと力強さで玄関造作を引き立てます!


全て日本の伝統美です。

お客様には、日本の伝統美を感じてもらえるような本物でありたいです。



玄関は旅館の顔ですから!



沢乙の庭入り口の土塀新設も、そういった宿の主人としての意図がありました。

旅館出入口、庭アプローチ、玄関は、宿に興味をもってもらえるように第一印象を大切な位置付けとして考えました。

きっと宿の玄関回りは、主人の美的センスが問われるものではないでしょうか!

玄関改装の完成を楽しみにしてください


       


         九代目当主
  


Posted by 九代目 at 20:50Comments(0)名旅館への道

2020年03月15日

宿の竹林!








宿の裏の竹林です!




堀立ての筍を使った炊き込み御飯



裏の青竹を使って創作した設え


竹林は、七代目の湯守であるジーちゃんが若いときに大雨から裏山の土砂崩れを防ぐために竹の雄と雌を植栽して根付かせたものです。

80年前に根付くまで何年も何年も失敗を繰り返しの中で植え付けてくれたそうです。

今現在も青竹の根が裏山の土砂崩れを防ぎ、春には堀立てのアクのまわらない甘味ある筍を料理に使えます。

宿の青竹は、お客様へのおもてなしとして大変重宝してます。

その時代時代…宿の当主が遺してくれた事柄が後世の当主を支えてお客様のおもてなしとなる。

当主一代の期間は、平均約20年…

私も当主の短い時代の中で後世の宿に大切な何かを一つでも多く遺したいなぁと想います!!


           
           九代目当主