2022年05月09日

若葉の薫り

【若葉の薫り】



椀盛は懐石料理の主役
伝統的な技と郷土愛で際立つ宮城の幸

三陸産神経〆相名目と里山の蓬や山菜
海と森が共存共栄する食材王国みやぎ
御椀の中に新緑・若葉の薫りを写します






料理人 九代目湯守

◯日帰り懐石プラン(昼限定2組) 7,000円~

◯宿泊・懐石プラン(限定3組)
基本客室プラン       20,000円~
土壁・漆喰特別室プラン   30,000円~  


Posted by 九代目 at 00:07Comments(0)旬暦(夏)

2021年08月12日

故郷の情景を料理に写す

【地域の未来へ手を繋ぐ】
今日は東松島で観光クルーズ船や指し網漁をしている桜井晋さん「スッス」(ニックネーム)から東松島宮戸の恵み鮮魚を戴きました。昭和48年生まれの同い年です。








#日本三景松島
#地方の美食
#海と里山の宮城県
本来の日本三景松島は七ヶ浜から東松島までの島々・松島湾全域です。そんな想いで七ヶ浜・塩釜・利府・松島の魚介類+利府の里山+東松島鮮魚も探求したくなり、以前から「スッス」に情報を尋ねてました。


「白身魚昆布じめ胡麻茶漬け」





スッスの御好意に対して東松島鮮魚と地域の食材をコラボして料理をテスト創作。「イナダのカルパッチョ里山露地野菜」「石持昆布〆胡麻茶」。味わいから、東松島は、きっと海が綺麗だから雑魚もクセがなく高品質だと感じました。

これらの素晴らしい鮮魚を指し網で挙げたら活じめ・神経締めにする技術を共有すれば、1ランクも2ランクも高品質になり、納めた飲食店にも高値で使ってもらえ、飲食店を訪れたお客さんも美味しさ倍増で喜ばれると察します。

スッスとの語らいで共有したことは、各分野の枠を越えてお互いの見識や知恵を教え合い高め合うことが大切だと。地域資源の価値観を高めるために地域の人たちが地域未来の繁栄を見据えた志で手を繋いでゆくことが大事だね!と共有しました。



写真の料理は、里山の恵みオーガニック紫蘇と天然茗荷。
味の決めては手作り青実山椒オイルと冷暗所で3ヶ月以上寝かせた宿自慢の手作り熟成ポン酢です。素材の持ち味を生かすためにポン酢作りは、酒も味醂も一切入れないで一番出汁を核とします。

「無添加ポン酢」本物は違います!

九代目湯守  


Posted by 九代目 at 02:35Comments(0)旬暦(夏)

2021年07月18日

コウゾの実

【里山の宝石】



#コウゾ
裏山のコウゾの実です。食べれます!
「果てしなく甘い感じです」

コウゾ酒・ジャムにもなります。木の部分は和紙の原材料にもなるらしいです。

今回は宿の水菓子に使います。杏子種の中心を粉にした本式杏仁豆腐に里山の恵みを添えたいと想います。

九代目湯守

【懐石料理1日三組のおもてなし】
宮城の上質素材を馳走するの美食宿
※馳走とは主人自ら食材を探し回り、主人自ら調理してもてなす

https://www.sawaoto-onsen.com  


Posted by 九代目 at 19:19Comments(0)旬暦(夏)

2021年07月17日

皮付チビじゃが煮っ転がし

【皮つき新じゃが煮っ転がし】




里山の恵み・里山の旬

小っちゃなじゃが芋は、収穫時に意外と邪魔にされる可哀想な奴です。

皮つきにすれば持ち味が生きるはず!

天地の恵みを大切にしたいです。

料理人 九代目湯守  


Posted by 九代目 at 13:04Comments(0)旬暦(夏)当主心得

2021年07月08日

無農薬露地野菜(オーガニック)

無農薬露地野菜(オーガニック)






里山の胡瓜も青紫蘇も旬を迎えました。
自然の豊かさ美味しさは、見た目の綺麗さじゃないです。野菜も太陽の恵み受けて曲がったり虫に食われたり…
大葉の葉を見てください!虫食いの後がおわかりですか?農薬を使ってないから自然の風味が強く農薬の苦味ない野菜です。この変な苦味が子供たちの野菜嫌いを促進します。子供の方がベロが敏感・繊細なのです。







虫たちが「美味しい!美味しい!」と食べている虫食いの後こそが、美味しさ・安全性を証明してくれています。人が食べても美味しい・安全な野菜たちの由縁です。

安全で身体に良い野菜を、消費者も料理屋も見極めて使ってゆきたいですね。市場でも益々コスパ優勢の野菜と高値でも安心安全の美味しい野菜の区分がなされる時代になってくれたら嬉しいです。(日本は農薬基準が先進国で一番遅れています)

うちみ旅館に泊まってくれた野菜嫌いの子供たちも不思議なほど露地有機野菜(オーガニック)を「美味しい!」と食べてくれます。


美味しさの本質は、奥ゆかしい想いです。食材や食べ手への「想いやり」です。日本伝統文化・茶懐石で最も大切な精神が「旬の素材の持ち味を生かす」「相手への想いやり」です。

日本の未来を担う子供たちのことを一番に考えて欲しいと願います。それは、農薬基準・防腐剤等の添加物・コロナワクチンです。


(沢乙の石碑裏のメッセージ)

「子供は故郷の宝・日本の宝です!」



九代目湯守

【1日三組のおもてなし】
宮城の豊かな天然素材を馳走する美食宿
https://www.sawaoto-onsen.com  


Posted by 九代目 at 10:18Comments(0)旬暦(夏)当主心得

2021年07月03日

適材適所

「適材適所」



丸々太った気仙沼産鰹が入りました!
私の誕生日に若女将の実家のお母さんからのプレゼント。各部位ごとに分けてそれぞれの持ち味が生きるように適材適所で調理法を熟慮するのが料理人です。
#気仙沼
#鰹
#沢乙温泉うちみ旅館





例えば腹は藁炙り。ハラスはひとしおして焼き物。カマは大人のケンタッキー。中骨や血合いは、気仙沼名物鰹のあら汁(腎臓の血合いが美味)。尾っぽは竜田揚げなど。


(白い小さなものが虫です)

美味しい鰹だからこそ、腹周りに虫がいます。肉眼でしっかり見て取り除くことが肝心です。スーパーなどで刺身用の鰹(かつお)や秋刀魚(さんま)を購入したときにお気をつけ下さい。


(合計四ひきの虫)美味しい証拠なんです。


お母さんの優しい想いと大海原の恵みに感謝して鰹を大切に戴きます。

料理人 九代目湯守  


Posted by 九代目 at 15:12Comments(0)旬暦(夏)当主心得

2021年07月01日

時知らず!

【時知らず】



5キロの太っている道南トキシラズが入荷しました!脂乗りが最高の極上品です。値段も1本数万円で極上です…苦笑。




宿で京料理伝統技法「ひとしお」を施し焼物に…九代目お座敷料理で登場します。
トキシラズは、お腹にイクラや白子に栄養分が回る前に旬を迎えます。うちみ旅館の初夏の風物です。
#うちみ流懐石
#時知らず
#マルヒラ川村水産
#沢乙温泉うちみ旅館

仲買人である函館川村水産・川村淳也社長が、毎年うちみ旅館の為に極上の時知らずを見極めて納めてくれます。うちみ旅館は、料理人と各市場の仲買人との信頼と絆を大切にしています。

料理人 九代目湯守  


Posted by 九代目 at 16:30Comments(0)旬暦(夏)

2021年06月27日

地方の美食

地方の美食とは…

焼物【表松島鱸の塩焼 蓼酢かけ】


夏に旬を迎える地元の活じめスズキをカリッとバリッと焼き上げます。里山の蓼(たで)の葉を擦った蓼酢をかける。
#美食学
#地方の美食
海と里山がある利府らしい料理だと想います。表面上の味も旬の持ち味を生かしております。写真二枚目は蓼酢です。

味わいプラスとても大切なことは、旅で訪れた場所の情景・風土を感じ取れる料理が食べ手・旅人の心を揺さぶると感じます。

宿がある利府の最大の魅力は大海原と里原が共存しているところです。海と里の食材に恵まれた風土豊かな町です。


料理人 九代目湯守


「蓼酢」
※蓼(たで)→「蓼食う虫も好きづき」
辛味があり河原の風を感じます。

うちみ旅館の口コミ
https://www.jalan.net/yad392834/kuchikomi/  


Posted by 九代目 at 06:34Comments(0)旬暦(夏)

2021年06月24日

故郷の情景を料理に写す



向付「真子鰈昆布じめ」
里山の初夏野菜に囲まれて

#利府町
#海と里のマチ利府町
#宮城おもてなし料理
#日本料理
#料理旅館
#温泉旅館

うちみ旅館では、鮮度が良くお互いに相性を引き立て合う海と里山の旬食材を組み合わせ、故郷の情景を料理に写します。

昼 ミニ懐石 4,500円・懐石料理6,000円~
夜 宿泊懐石プラン 20,000円~

料理人 九代目湯守

ホームページ
https://www.sawaoto-onsen.com
  


Posted by 九代目 at 16:47Comments(0)旬暦(夏)

2021年06月20日

大人のケンタッキー!

揚物【骨付き大人のケンタッキー】



骨から溢れる旨味が人気です!

器 古伊万里微塵唐草(江戸後期170年前)

#利府町
#温泉旅館
#料理旅館
#懐石料理
#1日三組のおもてなし
#お座敷料理ライブ
#日本料理とお酒のマリアージュ
#完全個室食
#温泉時間帯貸切
#宮城観光
#仙台グルメ
#利府グルメ
#仙台松島観光

じゃらん口コミ
https://www.jalan.net/yad392834/kuchikomi/  


Posted by 九代目 at 23:03Comments(0)旬暦(夏)