2024年09月18日

利府梨の祖・日野藤吉

【郷土の偉人】



今月9月号、地方情報誌 #りらく 連載『郷土の偉人』に宮城利府町の #日野藤吉 が掲載されました。
この度、私が、同志である郷土研究家・仙台郷土研究会・木村紀夫先生に宮城利府の偉人・日野藤吉の素晴らしさをご紹介させていただき、取材や掲載の運びとなりました。



名産利府梨の祖・日野藤吉の五代後の日野ご氏族・日野明夫さま宅を訪問し日野藤吉の人柄を教えてもらったり、利府町二号公園を訪問して、明治から樹齢100年以上と云われる真鍮梨と日野藤吉翁頌徳碑(利府町中央二丁目)を取材。そして利府郷土史会・今は亡き菅原伸一会長宅も一緒に訪問して名産利府梨の歴史も學びました。










木村先生は、今回の記事掲載にあたり、農業試験場の記録や宮城県図書館など利府梨の資料を膨大に調べ上げ、利府梨の歴史と文化、そして利府に根差しできた風土の特性、歴史と文化の背景を紐解いて郷土の偉人として掲載されています。

この度、りらくの日野藤吉偉人伝に掲載されている参考資料は、利府梨140年の歴史の素晴らしさを象徴するものであり、郷土利府にとって貴重な宝となる掲載記事だと自負しております。

今回、利府梨の時期、りらく9月号に掲載を目指して、ご尽力して頂いてくれた木村先生の寛大さ、利府梨を慕ってくれる心優しいおもいにもまた、郷土宮城を愛する人間味・人間力にも感銘しました。

木村先生の日野藤吉における郷土の偉人伝の文章を改めて熟読しましたが、明治の農業試験場の資料を元に、いかに日野藤吉が利府梨の為に己の私財と人生の全てをかけてご尽力してくれたことがお分かりになります。

りらく9月号を購読していただければ、利府の偉人・日野藤吉が、いかに宮城利府の偉人であることを深く理解することが出来ます。利府には、梨栽培の歴史資料が、あまり残っていない中で、利府梨の歴史の真実も知ることが出来る場面もあり、町にとっても貴重な資料となります。

郷土の偉人 日野藤吉伝を熟読してもらうと、明治の当時、田んぼ一反からのお米収益5円に対して、梨園一反からの収益25円の五倍です。

お米が冷害でも一家の主が出稼ぎに行かなくても良かったのは、冷害に左右されにくい梨栽培が合ったからと云われる。

生産高に関しても、当時宮城県第一位。全国に利府梨の名を響かせていましたと書かれています。

いかに名産利府梨を全盛期のように全国区で名高い高次元ブランディングをしてゆかねばならないことをご理解が出来ると想います。

郷土史、郷土の偉人を通して、現代の子供、大人が學ぶべき大切なことがあります。何よりも郷土の子供たちへの #先人教育、及び若き生産者さんへの誇りと愛着に繋がってくれるような気がしております。

日野藤吉が、郷土の未来を祈願した志は、現代に生きる里人の心を大きく揺さぶってくれると感銘しました。

木村紀夫先生が調べあげてくれたりらくに掲載される日野藤吉偉人伝は、利府町にとって永久保存盤の資料になること…『まちがいなし(梨)!』

木村紀夫先生の郷土偉人の連載にあたり、行われる人物像を探るスタディの膨大さは圧巻でした。改めて木村先生に心から感謝をしております。有り難うございます。


『利府おもて梨園のあきづき』
利府梨王子こと近江貴之が精魂込めて栽培した甘くて瑞々しい利府梨です。利府梨スピリッツを継承しています。

利府梨は、9月が全盛期です。今週末位から出荷予定の『利府梨・あきづき』の瑞々しさと甘さは、全国の和梨の中でも最高級品質の美味しさです。利府石巻街道(県道8号線)通称・梨街道の梨小屋販売所に遊びに来ててください。

利府里人 内海貴史

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追伸
利府町に利府の偉人を讃えるブロンズ像を作るなら利府の後世に志を懐きながら命を燃やした名産利府梨の祖・日野藤吉に『いうことなし(梨)!』

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Posted by 九代目 at 22:26Comments(0)お知らせ-企画