2024年02月10日

鮟肝傑作

【鮟肝酒粕漬 洗い葱】



うちみ流懐石の傑作
地元の名酒蔵・浦霞の大吟醸酒粕に
しっかり漬け込んだ逸品




浦霞木樽仕込みの日本酒とのペアリング・マリアージュの世界は、圧巻だと自画地賛しております。

傑作の由縁…
火入れ技術+α地域と共に生きる料理だから!

料理人 九代目当主  


Posted by 九代目 at 20:30Comments(0)旬暦(冬)

2024年02月10日

地域資源に想いを馳せて

【地域資源】
利府町地域資源委員会で作った『利府米粉』を地域に根差している事業所さんに試作依頼を嘆願してきました。


コションさん(利府町沢乙)は、フランス菓子の伝統技法を重んじる名店なんですよ!地元の方にこそ、お店の特性を知ってもらいたいです。


利府梨食パンなど地域資源の活用してくれている人気のパン屋さん


うちみ旅館のアニバサリー宿泊プランの特注ケーキを依頼しているハッチさん!女性パティシェえならではの繊細な味わいのケーキ屋さんです。大きさやコスパではなく、上質なケーキを求める方にお薦めです。

各事業所で現在作っているクッキー、シフォンケーキ、パンなどを #利府源流米 粉で試験して実用可能か調べております。

その由縁は、#地産地消 で一次産業従事の農家さんの誇りと愛着を醸成したいと願う心です。
一次従事者の方は、とても大変なおもいで生産しているのに、いまいち喜びを感じにくいのが現実です。今回、利府のムーモルモル、Hacchi、Cochon、ばーすでぃ、それぞれ町の人気店に依頼したのも、自分達が作っている地域資源が、地域の人気店で使ってもらうことで、誇り、愛着、自信、心の豊かさに繋げてゆきたいと想いました。

米粉は、ひねのお米、二等米、くず米でも粉にすることで品質が変わらないことも、委員会で紐解いております。少しかもしれないけれど、農家さんの収入源アップ繋がってくれたら嬉しいです。

各事業所のオーナーや社長さんも共感してくれているみたいです。自分たちだけでは、成し得ない志も、地域愛を核に共働協創をする気持ちを育んでゆけば、道は拓けるかもしれません。

地域資源というものは、その土地の自然環境を活かして永年にわたり先人たちが培った風土です。先人たちの血と汗と涙です。何代もにわたり築き上げた地域の誇りです。先人を敬う気持ちを抱きながら地域資源に高付加価値をつけてゆくことが現代人の努めのひとつだと感じます。

利府は伝統の町…新しいもので商業経済、財政の発展と共に変わらずにある良きものを大切に磨きながら、ここ郷土利府に集う自然の恩恵と伝統文化への感謝の気持ちも温めてゆくことが大切だと切に感じます。

利府町地域資源委員会
wg会議委員長 内海貴史  


Posted by 九代目 at 18:25Comments(0)当主心得

2024年02月10日

利府米粉パウンドケーキ試作品

【利府源流米パウンドケーキ】



利府町地域資源委員会ワーキンググループ委員 #生石庵 店長松田献さん作品、グルテンフリー『100%利府米粉パウンドケーキ』試作品が発表されました。





#地産地消
食味をふわっとさせる為に知恵を練り試行錯誤でご苦労されて挑んでくださいました。
正直「委員の皆さんからは、かなり完成度も高く、利府のお米の甘さが引き立って美味しい~」との評判でした。感謝、感謝!!

いよいよ、2月28日(水曜)に行われる利府町地域資源委員会全体会議では、利府町の英才パティシェたちによる #利府源流米粉 を使った試作品お菓子やパンが委員会で試食されます。

郷土の先人たちが命をかけて守ってきた利府米の美味しさに高付加価値をつけてゆきたい。

私は、勝手に利府を愛してきた先人たちの御霊も応援してくれていると信じています。

何とかして、郷土利府で変わらずにあるものを磨き上げて利府の未来に扉を拓きたい。




きっと 思いは叶う 願いは叶う!

#郷土愛
利府町地域資源委員会
wg会議委員長 内海貴史 (史を貴う)

追伸
利府の近代史を紐解くと利府宿場町(旧役場前通)には、64の商店が存在してその内3軒の製粉所があったと云われます。なこそ川の水流を使った水車があり水車の力で製粉していたと想われます。今でも利府自動学校の近くに水車を祀った石碑があります  


Posted by 九代目 at 18:22Comments(0)当主心得