2020年01月06日
仙台雑煮!

仙台雑煮です!
焼きハゼと天然昆布を沢乙の鉱泉水に一晩付けてお出しをひきます。
お出汁が、奥深く香り良くとても美味しいものです。
それに岩出山の高野豆腐と大根、人参、糸こんなどの引き菜と紅白蒲鉾。
ポイントは、みやぎ特有の食材!
芋の茎を干した「イモガラ」です。
香りの吸い口には、松葉柚子と仙台芹

御椀の漆器は、輪島塗沈金色絵菊花御椀です。
最高級の御椀です。

熱々の椀盛の蓋を開けたら、お客様が三陸沖のイクラの醤油付けを上から掛けます!
現在は、焼きハゼを作る方も少なくなってしまい、焼きハゼが大変効果な食材となりました。
仙台に昔から残る郷土料理を大切に後世に伝える意味でも…
うちみ旅館では、お正月の献立に焼きハゼの仙台雑煮を取り入れて宮城の食文化を紹介して遺してゆけたら幸いです。
「古きを温めて新しきを知る」
九代目当主
Posted by 九代目 at 16:17│Comments(0)
│旬暦(冬)