2021年11月19日
木彫山桜テーブル
【客室山桜に魂宿る】


今年倒木した山桜を生かし「木彫山桜テーブル」に同じ木でテーブルの足が付きました。

木彫家赤井さんとセッティングして外を眺めたら…なんと倒木した山桜の根元と線で結ばれていました。

#木彫家赤井靖武
#アトリエセツナ
#沢乙温泉うちみ旅館
#なこその関


木と漆喰の部屋山桜に御神木の魂が宿ったような気がします。これから沢山の旅人を温かく見守ってくれることでしょう!


昨日のリフノスの講座でもお話しましたが、利府の地は古から天然の山桜が自生する風土です。なこその関が有ったと云われる福島のいわき市は海が近く山桜が自生しない風土です。現在いわき市に植栽されているのはソメイヨシノ系です。
源義家の平安和歌「風ふけば なこそのせきとおもえども みちも背に散る 山桜かな」
故郷利府の風土が、なこその関の真実を教えてくれているようです。今も尚、惣の関ダム(なこその関)の山々には山桜が咲き誇ります。
九代目湯守
Posted by 九代目 at 02:31│Comments(0)
│沢乙温泉うちみ旅館物語