2021年08月12日

故郷の情景を料理に写す

【地域の未来へ手を繋ぐ】
今日は東松島で観光クルーズ船や指し網漁をしている桜井晋さん「スッス」(ニックネーム)から東松島宮戸の恵み鮮魚を戴きました。昭和48年生まれの同い年です。








#日本三景松島
#地方の美食
#海と里山の宮城県
本来の日本三景松島は七ヶ浜から東松島までの島々・松島湾全域です。そんな想いで七ヶ浜・塩釜・利府・松島の魚介類+利府の里山+東松島鮮魚も探求したくなり、以前から「スッス」に情報を尋ねてました。


「白身魚昆布じめ胡麻茶漬け」





スッスの御好意に対して東松島鮮魚と地域の食材をコラボして料理をテスト創作。「イナダのカルパッチョ里山露地野菜」「石持昆布〆胡麻茶」。味わいから、東松島は、きっと海が綺麗だから雑魚もクセがなく高品質だと感じました。

これらの素晴らしい鮮魚を指し網で挙げたら活じめ・神経締めにする技術を共有すれば、1ランクも2ランクも高品質になり、納めた飲食店にも高値で使ってもらえ、飲食店を訪れたお客さんも美味しさ倍増で喜ばれると察します。

スッスとの語らいで共有したことは、各分野の枠を越えてお互いの見識や知恵を教え合い高め合うことが大切だと。地域資源の価値観を高めるために地域の人たちが地域未来の繁栄を見据えた志で手を繋いでゆくことが大事だね!と共有しました。



写真の料理は、里山の恵みオーガニック紫蘇と天然茗荷。
味の決めては手作り青実山椒オイルと冷暗所で3ヶ月以上寝かせた宿自慢の手作り熟成ポン酢です。素材の持ち味を生かすためにポン酢作りは、酒も味醂も一切入れないで一番出汁を核とします。

「無添加ポン酢」本物は違います!

九代目湯守