2022年01月09日

御来光

【御来光】



温泉旅館の醍醐味は朝風呂です。
沢乙温泉うちみ旅館の朝風呂の光景!




#宮城利府町
#利府町の千年風土
#沢乙温泉うちみ旅館




御来光が照らす朝風呂は最高です。「どこか懐かしい日本の朝食」と共に贅沢な一時です。古代から繋がる利府天日干し米や里山木樽味噌を使った味噌汁、ご飯の肴に宮城利府町の風土を生かした料理の数々。





温まり・傷治しの湯・千年物語と千年風土の食。
霊泉と無添加の伝統的な日本の朝食は、身体を心身ともに内側から浄化してくれます。

きっと免疫を整えてくれますよ。

写真カメラマンは、いつもどおり私です…笑
おかげで朝から身体が温まりました

【懐石プラン1日三組のおもてなし】
1200年の歴史ロマン・宮城の霊泉
天然素材を馳走する宮城の美食
自然素材特別室「沢乙」「山桜」温泉時間帯貸切

https://www.sawaoto-onsen.com

https://www.jalan.net/yad392834/kuchikomi/  


2022年01月07日

若女将は料理人

【田作り】



田作りは、黒豆に次ぐお正月料理の主役級。
昔、田んぼの最高級の肥料がカタクチイワシ。
イワシを使うと豊作になったことから五穀豊穣や健康を祈願したのが習わし。

#若女将は料理人
#沢乙温泉うちみ旅館



宿で田作りは、もう一人の料理人である若女将が毎年担当します。カタクチイワシを何度も振るいにかけて粉を落とし、じっくり焦げるギリギリまで炒る。キャラメルも焦げるギリギリまで。とにかく攻める!

伝統日本料理を極限まで追及するのがうちみ旅館流です。黒豆と同様に、普段食べている料理がこんなにも質が違うのかと想われるはずです。

私は、若女将の料理人としての職人気質をリスペクトしています。



彼女の料理をしている目力が凄過ぎっ…笑

うちみ旅館は、主人と若女将が料理をして自らお座敷でプレゼンテーションするから面白く楽しいのです。

九代目湯守  


2022年01月07日

美食の世界

【美食の真髄】
私が沢乙温泉うちみ旅館物語のSNS投稿で何が伝えたいって…

美食の世界は、大好きな人と大好きなお店に行って楽しく食事をすること。生産者や地域の風土への想いも含め、お客様とお店の想いやりが響き合う世界が美食の核心だと信じているからです。






沢乙温泉うちみ旅館 当主内海貴史  


Posted by 九代目 at 12:28Comments(0)当主心得

2022年01月07日

沢乙温泉うちみ旅館物語

【ミニ演奏会】



ご宿泊のお客様が、音響が良い「木と漆喰の部屋 山桜」で、けんけんを招待してくれてミニ演奏会を行ってくれました。


#自然素材客室
#漆喰仕上げ
#柿渋仕上げ
#無垢木材
#沢乙温泉うちみ旅館





けんけんは、海外の民族音楽にあわせ笑顔で元気に間の手(あいのて)を入れていました。
手足に障害を抱えていることもあるのだろうか?音楽を身体で感じとれる特化した部分があるようで自然と全身を使い、舞踊るような振る舞いも見せてくれました。



自然素材客室 山桜は、南三陸産無垢杉板の床と壁の柿渋仕上げ。化学粉を使わない海藻の鹿又を使った伝統工法の漆喰仕上げ。湿度の調湿効果、消臭機能、抗菌機能を目的とした改装でした。主人の想定外が、音楽の音響効果に優れていることです。音響が素晴らしいのは、神様からの贈り物のようなに感じます。


「木と漆喰の部屋 山桜」




(高級シモンズベッド・セミダブルワイド2台付)
自然素材に囲まれて極上の安眠が出来ます。


今回お泊まりになられたお客様から…
「客室山桜の空気感が素晴らしい」
「この部屋の音響効果が素晴らしい」
「この部屋にずっと住みたいですね!」
と嬉しいお言葉をいただきました。

息子のけんけんに音楽を聴かせてあげたいというお客様の想いやりと彼の笑顔に忘れられない「癒しの夕べ」となりました。



お客様が部屋のスケッチブックに演奏会の様子、けんけんの舞を描いてくれました。

演奏会の音色と笑顔は、みんなの一生の思い出として心の奥に深く刻まれることでしょう。

お客様と宿の心豊かな交流に感謝いたします。

九代目湯守  


2022年01月06日

利府町地場産品への挑戦

【利府町地場産品】



うちみ旅館では、利府町創造ステーションtumikiにご尽力いただき、利府町の隠れた魅力を旅人に発信するために、沢乙温泉うちみ旅館オリジナル・利府町地場産品のブランディングに挑戦しています。


#宮城県利府町
#高品質地場産品
#沢乙温泉うちみ旅館






今は宿の懐石料理に使っている利府町産の素材を仮のデザインラベルで試験的に旅人にプレ販売をしている状態です。




商品のブランディングは、コストも掛かりますが、郷土利府の誇りと威信にかけて、利府町の風土と歴史を生かして、しっかりと高品質地場産品に挑戦する気持ちです。

旅人がお土産として持ち帰りいただき、地元に帰ってから沢山の人に利府町の魅力を紡いでくれることを信じて前に進みます。

皆さん応援を宜しくお願い致します。

沢乙温泉うちみ旅館 当主  


2022年01月06日

心温まる想い

【温かい贈り物】
自然素材客室「木と漆喰の部屋 山桜」に宿泊されたファンのお客様がスケッチブックに描いてくれました。




「温かいお気持ち有り難うございます!」

沢乙温泉 九代目湯守  


2022年01月05日

寅年生まれの女将たち!

【寅年生まれの二人】



うちみ旅館を支える大女将と若女将は、二人とも寅年生まれの女将です。寅年だけに最強コンビです。大女将(昭和25年生)に関しては、五黄の寅で36年に一度の強い運勢を持っているようです。

#寅年生まれ
#五黄の寅
#沢乙温泉うちみ旅館

SNSで湯守と息子けんけんがクローズアップされがちですが、実はうちみ旅館の縁の下の力持ちが二人の女将たち!二人とも気が強く優しい性格です。





二枚目三枚目の写真のように二人ともに宿の料理人です。お漬け物や土鍋ご飯の水盛りなどは大女将。煮炊き野菜の細工物や手作り熟成ポン酢や加減正油を作るのが若女将が担当しています。共に料理旅館として重要ポジションです。

去年は、私が丑年生まれの年男。丑年と寅年の男女の相性は良いらしい?今年は、宿に二人の年女がいるから、きっと運気も今までになく上昇してゆくような気がします!




丑年生まれの私は粘り強い性格。いつも二匹の寅に温かく見守ってもらっている感じ。時には制御不能な牛を二人の虎が睨んでいるような感じでしょうか(笑)

七代目、八代目・九代目、いつの時代も女将の絶大な支える力があればこそ、代々に温泉旅館が守られています。二人には、あまり照れくさくて言えないけれど心から感謝しています。

九代目湯守  


2022年01月04日

ファンとの絆

うちみ旅館物語

「ファンとの絆」



家族旅行で御贔屓してもらっているご家族がいます。
おじいちゃん、おばあちゃん、息子さん嫁さん、
幼稚園の孫ちゃんたち全員一致でうちみ旅館ファンです。

いつも九代目お座敷料理を通して美食談義に花が咲き楽しく盛り上がりをみせます。私も仕事を越えて大好きなご家族です。

今回、お父さんのお話を通して知れたことがありました。中学生の長男「こうちゃん」が、ブログ「九代目献立帳」の大ファンということを伺いビックリしたと同時にとても嬉しかったのです。

こうちゃんは、ブログが更新する度に家族に「うちみ旅館で特別室出来たよ!親方土壁塗ってるよ!」等の宿情報を家族に教えてくれるらしいのです。

こうちゃんの気持ちが本当に有難い!



ご予約日の5日前には「そろそろ親方、焼物の魚に塩を回し始めるね!」




「そろそろ予約の3日前だから平目の昆布締め始めるね!」とワクワク、ドキドキして楽しみしてくれているそうです。

子供が私のSNSに共感していつも見てくれていることを知り損得勘定無しで、私のことを慕ってくれているのだあと感じることが出来て感慨深く胸が「じーん」と熱くなりました。



主人のお父さん…
「親方、どこの旅館よりも子供たちが、美味しいって料理を全部完食します。他では残します。子供は正直ですよ」

「本物の食材や親方ご夫婦の仕込みの手間隙・膨大な労力コストも掛かっているのだから、宿泊料金は、もっと高くして大丈夫ですよ。本当のファンはそれでも来館しますから。そしたら従業員を雇ったり、親方たちも休みを取ったりして、家族旅行が出来するじゃないですか。旅館で利益が上がるように儲けて欲しいです!」


長年、お客様に寄り添い、少しでも心を温かくしたいと想っていました。年末年始は、多くのうちみ旅館ファンの方々に私達自身が励ましてもらい元気と勇気をいただき心を温めてもらっています。

ファンの皆さまの笑顔が私達の心の支えです。
皆様に心から感謝をしています。

宿側もお客様側も、お互いに想いやりを懐ける関係が素敵だと感じます。お互いを想いやる慈しみの心が、私や宿の何にもかけがえのない財産です。




「お互いの想いやりが響き合う」そんな料理旅館を夢みています。

皆さんいつも応援してくれて有り難うございます。

こうちゃんたちには、どうか夢中になれることを見つけて大きな夢を懐いて欲しい!!

皆さんのお幸せを心から祈願しています。

九代目湯守  


2022年01月03日

共に人を想う

出逢いに感謝しています。




https://www.instagram.com/p/CYQT9iRFM9x/?utm_medium=copy_link  


Posted by 九代目 at 22:27Comments(0)当主心得

2022年01月03日

お正月様

【お正月】
今の時代、お正月は形式ばかりの認識が多いような気がします。本来、元旦に家々に幸せをもたらすために山から「年神様」「正月様」が降りてくると云われです。




#正月様
#年神様
#龍神様
#沢乙温泉うちみ旅館





昔の人は、先祖の御霊が、農耕、林業、漁業のその家々の生業に沿って、正月に、田の神・山の神・海の神の年神様となりその家族の子孫繁栄や家内安全を温かく見守ってくれるものだと信仰していた日本の習わしです。





私にとっては、代々の湯守がお正月に水神様(龍神様)として降りてきてお正月様となり、宿、家族、お客様を温かく見守ってくれているのだと感じます。

先代たちと同じ気持ちで、私も人生かけて守っている沢乙温泉です。私もきっと、御霊になったらお正月に年神様となり元旦に湯神様、龍神様に降りてきて宿を見守ることだと察します。

自然の神々、ご先祖様への感謝の気持ちを温めながら生きることは、日本人が古来から大切にしてきた「神仏習合の精神」。
それは、人が心豊かに生きるための原動力となり、物凄いパワーになってくれるような気がします。










宿のコンテンツを通して日本人が忘れかけている大切な気持ちを温めて繋いでゆきたいと想います。

沢乙温泉 九代目湯守  


Posted by 九代目 at 10:25Comments(0)当主心得