2018年01月13日
見上げこけしに想う❗

客室のしつらえの『見上げこけし』です。
伝統工芸鳴子こけしです。
作者 柿澤真理子(鳴子柿澤こけし店)

どんなときでも、上を向いて歩こう
という気持ちが、込められた『みあげこけし』です。
宿に泊まるお客様というのは、お元気な方もいれば、いろいろな悩みや辛い経験をされている方
など、いろいろな境遇の方が、いらしゃいます。
大切な人を亡くされた方や、
大好き仕事をなくされた方など!
いろいろな境遇の方が、宿を
訪れます。
だからこそ、お客様に少しでも心を開いてもらえるように…
お客さんの心を少しでも温められることが
出来るように、日々、一生懸命に努力して
技術的にも精神的にも精進しなくては、
ならないと思います。
『日々精進!』
私自身も、心が折れそうな時には、
『見上げこけし』を見て勇気を
もらおうかなぁ~と…
それにしても、見上げこけしに込められた熱い思い!
作者の想い入れが素晴らしいと感銘を致します。
伝統的な手仕事の中に、芽生える感性、アイデア!
それは、きっと『人間味』のような気がします。
工芸品、美術、料理、きっと何事も、人の心を揺さぶることが出来るのは、『熱い思い』を持ち続け、『人間味』『人間力』『人間性』の向上が、最も大切のような気がします。
技術は、きっと後から付いてくる!!
心から信じたい!
九代目主人
Posted by 九代目 at 10:34│Comments(0)
│しつらえ