2021年06月06日

利府沢乙焼

【利府沢乙焼】





沢乙温泉の裏の赤土を採取してお猪口を焼いて頂きました。作者は、利府町菅谷台「陶の泉」須田聡宏さんがご尽力してくださいました。利府梨灰釉薬をなるべく薄くして沢乙の土の趣を生かしてくれたそうです。



只今、利府在住の陶芸家須田さん・鈴木俊明さんと九代目で利府町産の粘土質の元土を使った陶芸の根源を具現化したい志で仲間と共に協力・探究しております。



「利府沢乙」の印刻。唯一無二の作品

それにしても夢だった「利府沢乙焼」が目の前にあることが感激です。夢は人との繋がりを大切に長く抱き続けることで実現化する。地域を愛する仲間がいることで心が豊かになれるような気がします。

須田さんは、利府沢乙焼のお猪口を手にして「どうぞお使いください」…心優しい男です。
旅人のおもてなしに利府物語を紡いでゆきたいです!

九代目湯守  


2021年06月06日

書道

「子供らはちいさき空き地がよりどころ」
書 九代目



私達が小さな頃は、世代を越えて近所の子供たちがみんなで遊んでたな~楽しかった懐かしい思い出。沢乙温泉の新しく出来る「井戸の間交流館」で時代に合わせて子供たちが交流できる場所を考えてゆきたいな(^_^)v

里山文化交流でアイデアある方是非とも教えてください!
  


Posted by 九代目 at 07:14Comments(0)九代目「書」当主心得

2021年06月06日

実山椒オイル

【実山椒オイル】


宿では初夏に手作りの山椒オイルが仕込みます。宿の裏山で摘み取りクセのない上質オイルに漬け込みます。







木の芽と共に山椒オイルが懐石料理の献立にも重宝してます。伝統的な日本料理と高品質なブルゴーニュの鎹(かすがい)となってくれます。里山旬味の世界観です。



仙台牛八幡巻にも山椒オイルを使います。

沢乙温泉の前の沢は縄文「六田遺跡」が発掘された場所です。数千年前から自然の神々・自然の恵みと共に生きてきたと察します。

「故郷利府の海と里山の旬を生かします」

料理人 九代目湯守

※この山椒オイルをラーメンに入れると絶品!一気にエスニックの風が吹きますよ