2021年06月16日

桟敷山

【桟敷山】



利府の桟敷山「さじきやま」はご存知でしょうか?
青麻神社に向かう沢乙温泉の斜め向かい、旧入菅谷地区にある山です。現代は、なまって「さづきやま」と呼ばれています。
#38年戦争
#坂上田村麻呂
#青麻神社
#沢乙温泉
この山は、青麻神社近くまで続く特有の広大な平野を利用して平安時代に大和と蝦夷の38年戦争で大和の兵士が10万人の軍演習が行われていた山と云われております。38年戦争は日本を代表するような歴史上の史実です。

桟敷とは、相撲の桟敷席とあるように見晴らしの良い所から見渡し指図するような意味合いです。坂上田村麻呂将軍が軍の演習を桟敷していたと想うと歴史ロマンを掻き立ててくれます!


(里山の夕焼け)


青麻神社と沢乙温泉に代々に口から口へと伝わる歴史ロマンです。利府の先人たちが1,200年間大切に紡いできた歴史です。平安の歴史文献が少ない中で土地の名前や菅谷不動尊などの歴史文化財が確かに証明してくれています。

(桟敷山の麓である女ヶ沢と青麻沢が合流する場所が人気の利府町榎川公園)

青麻神社・農家摘み取り体験・菅谷文化財と共に利府観光案内「九代目歴史散歩」の定番であります。
利府町史にまだ記載されていない歴史ロマンが地域に遺っているところが利府歴史のポテンシャルの高さです。

利府町郷土史会 内海
九代目湯守  


2021年06月16日

「夢と志の違い」
夢や志を抱くと好奇心・向上心が湧いて人の潜在能力が溢れ出ると思います。
夢は、自分のために描くもの。利己的精神。夢は人生と同じで儚いもの。
志は、後世の人たちを想う無償の愛。利他的精神。志は次の世代にバトンを繋ぐ永遠のもの。
#夢と志



夢から志にステップアップする心が大切だと思います。コロナ禍を転換期に国民が心豊かになるために日本が原点回帰する大切な想いが志だと感じます。  


Posted by 九代目 at 05:22Comments(0)当主心得