2020年08月09日

炊きたて土鍋御飯

【玉蜀黍と仙台茶豆の炊き込み御飯】




旬のとうもろこしの甘味と枝豆の香りのコントラストが美味しい御飯です。

昆布・とうもろこしの芯でお出汁を取り御飯を炊き上げます。

懐石料理のメインデッシュは椀盛ですが、うちみ旅館では献立の後半に、もう一山のメインデッシュがあります。それは、土鍋で炊く季節の炊き込み御飯です。

宿周辺の清らかな沢水で育ったお米に里山の旬野菜を組み合わせた炊きたての御飯です。

献立の最後に米の甘味を最大限生かすために薄味で整え、最も御飯が香り高い「煮えばな」「若蒸し」の炊きたての状態でご用意致します。

御飯の美味しさの最大の秘訣は、古から伝承する沢乙温泉の天然水(鉱泉水)を使い、里山の美味しいお米を炊くからです。

京料理や懐石料理を勉強させて頂きましたが、
京都や東京の都の料理に負けないと思います。

何故なら…うちみ旅館の料理は故郷の地の利を生かしてるからです!!

九代目

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Posted by 九代目 at 03:13Comments(0)旬暦(夏)

2020年08月09日

大間本鮪と里山野菜

【大間沖本鮪と里山路地野菜】




今朝、大間の生本鮪が入荷しました!

うちみ旅館では、大間の本鮪の旨味に、力強い風味の路地大葉紫蘇と里山の天然茗荷を組み合わせます。

鮪の熟成具合を計り、里山の恵みと共に料理に仕立てます。

鮫皮で丁寧に擂りおろした甘味と香り高い本山葵で!

コロナ禍で経営が厳しくても…
自分の給料が出なくても…

うちみ旅館ファンの方のために食材や料理のクオリティーは絶対に守ります

九代目

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Posted by 九代目 at 03:10Comments(0)旬暦(夏)

2020年08月07日

梨の葉ほうじ茶

利府名産の梨の葉で作った利府梨茶の試飲会に参加させて頂きました。



町起こし協力隊(吉川さん・近江さん)の故郷を想う熱い情熱に心揺さぶられて私も協力したいと思いました。

梨茶の滋味深い味わいに感動しました!

味わいは、最初に香ばしさと甘味を感じ、飲み干した後に鼻から抜ける香りが長十郎の特有のフレーバー(梨の皮の香り)が鼻腔を刺激して余韻がいつまでも続く味わいです。
味わいだけでなく五感を刺激する癒しの世界でした。

その根底に利府の素晴らしい土壌と手間隙かけた伝統的な利府梨作りが生み出す「素材の素晴らしさ」だと感じます。
果実だけでなく梨の葉自体も高品質な理由だと思います。

その素材の素晴らしさに利府の若い二人の情熱が重なりあっているから素晴らしい!!

利府の清らかな水で育ったお米と梨茶で作った「お茶漬け」は、鰹昆布のお出汁で作ったお茶漬けに負けない位の滋味深い味わいでした。

利府梨茶の可能性を強く感じさせて頂きました。

今後の梨茶の発展を心から願っております。

精進してきた懐石料理の世界感を、いつの日か故郷でお役に立ちたいと想っていたので、幸せな1日でした。

九代目  


2020年08月06日

笙の音色で息子舞う!

先日、沢乙温泉うちみ旅館で雅楽の楽器「笙のプチ演奏会」が行われました。



笙(しょう)の音色は、古の奈良平安の時代から天や宇宙と繋がれると云われています。







知人の御夫妻が息子の堅靖(けんじょう)の健やかな成長を願い心を込めて演奏して頂きました。

お二人は、「けんじょうくんを笙で囲み虹をかけてあげたい!」と言ってくださいました。

笙の音色は、とても清らかで全てが浄化される想いがしました。

古の陸奥の国多賀城の行事祭典や政庁の将軍や官僚を招いた故郷の久門長者原屋敷の宴などでも、笙の音色が響き渡り、神様、天に捧げる舞が行われていたのだろうと想い…1,200年の時空を越えてロマンを感じることが出来ました。




息子が笙の音色に包まれながら、幸せそうに手を回し鈴を鳴らす姿が天に捧げる舞のようなに見えました。

演奏後、息子は「あぁ~しあわせだった!」と言ってました。



きっと天の神様と繋がれたような想いだったのだと察します。

息子は、演奏後、何度も何度も手を合わせお祈りしていました。

息子を想い、笙の演奏に魂を込めてくださった御夫妻に心から感謝を致しております。




「ありがとうございます」

堅靖の父 内海貴史  


2020年08月04日

梅雨穴子!

椀盛【松島穴子葛叩き 里山野菜】




穴子は、梅雨から夏に山からのミネラルたっぷりの水が海に流れ、湾内に豊富なプランクトンが増え穴子に脂がのります。

里山の恵みである朝採りいんげん豆と粟麩の味わいのコントラスト・甘味のトーンがお椀の世界をまとめてくれます。

いんげん蒔絵御椀や水玉に切った青柚子が爽やかな里山の世界に優しく導いてくれます。

うちみ旅館でも、懐石料理の華である向付と椀盛を一品目と二品目にご用意して季節と想いを感じてもらいます!

私は向付と椀盛をうちみ旅館のツートップと呼んでおります

九代目

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Posted by 九代目 at 18:27Comments(0)旬暦(夏)

2020年08月04日

清らかな味わい沖鱸

向付【沖鱸昆布〆 里山野菜】




夏に脂がのり旬を迎える活鱸に昆布を充てて旨味を引き出します。





里山の恵みである朝採り胡瓜、赤紫蘇新芽、松島一番海苔と柑橘加減正油が鱸の風味を引き立てます。

「素材の命を頂いている」浮き袋や皮も大切に使います。中骨も昆布と一緒にコトコト炊いてスープで使います。




料理人は、素材と客人に感謝を抱き想いを込めます!

九代目

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Posted by 九代目 at 18:26Comments(0)旬暦(夏)

2020年08月01日

九代目書




以前からの御縁ありまして私の先生は、東京在住の書道家小室成章先生です。

今は、競書と添削を郵便でやり取りして御指導を受けております。

書道歴43歳からの挑戦で丸4年

まだまだ未熟者ですが、夢を持って挑みたい!

将来、宿に主人直筆のお軸や書を遺し、後世の人に先人の想いを伝えたい!

九代目

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Posted by 九代目 at 02:40Comments(0)九代目「書」

2020年08月01日

コロナ禍のお祝い!

沢乙温泉うちみ旅館で御座います。

連休最終日のお昼に地元の方の「赤ちゃん御披露目会のご会食」が行われました。




4月に新しい家族が誕生してからコロナのために両家揃って赤ちゃんを囲むことが出来なかったそうです…

コロナ感染防止策を徹底しながら完全個室でご会食が行われました。




両家の温かい優しさに包まれて赤ちゃんもとても嬉しそう幸せそうでした!ご家族の皆さんも終始笑顔が絶えず、とても幸せそうで素敵なお祝いの席でした。

赤ちゃんは、これからもご家族の愛情に包まれて、きっと健やかにご成長なされると想います。

「元気いっぱい笑顔いっぱい大きくなあれ!!」

おめでとうございます

九代目

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2020年08月01日

うちみ旅館のオリンピック!

本当は、今年の夏東京2020オリンピックでしたね。

今晩のお客様は、サッカー観戦予定でしたが、うちみ旅館をキャンセルしないで来館してくださります。本当に有り難い想いです。

私達も一年前から、オリンピックの準々決勝・準決勝の夕食には、サッカーの試合に負けない位の懐石料理を作っておもてなしする準備をして参りました。









だから、今日のお客様のオリンピック特別懐石は、うちみ旅館にとっても東京2020オリンピックの試合のような心意気です。





残念ながら試合観戦は無かったけれど…

三陸と里山の旬を堪能してもらい、地方の美食の素晴らしさ、底力を見せたいと想います!

少しでもお客様の心を温められるように

大切な旅の思い出になってもらえるように

真心込めておもてなしに挑みたいと思います。





九代目